地元の旨いものは地元の酒と合う!しかもこの時期はビールでしょ!ということで、東京都内で地元メシ(ジモメシ)×ビールの堪能できる店をとことん覆面調査。その結果、かなり選りすぐりの秀逸店が揃いました。
画像ギャラリー【秋田めし】あきた美彩館ダイニング(最寄駅:品川駅)
滋味豊かな食材で、芳醇な北国のビールをゴクゴクやろう!
秋田名物と言えばきりたんぽと比内地鶏。だけどそれだけじゃないんです、ということを教えてくれるのがここ『あきた美彩館ダイニング』。
「料理から秋田の四季を感じて欲しい」と料理長の板垣さん。
雄大な自然が育む地元のごちそうは、東京の季節とは少し違った時間の流れの中にある。
例えばひと足遅れて旬を迎える山菜は5月末までがシーズン。
▲美彩館オリジナルソーセージ盛り合わせ 1480円、 田沢湖ビールアルト 750円
郷土料理と共にアイデアが詰まったオリジナル料理も見逃せない。
地元ビールは『あくらビール』と『田沢湖ビール』の2ブランド。
個性の違う数種類が揃うので飲み比べてみるのも面白い。
秋田産の豚肉で作った「オリジナルソーセージ」は、生ソーセージのサルシッチャ、ピリ辛のチョリソ、ポリポリ感が美味しいいぶりがっこ入りの3種類。『田沢湖ビール』アルトのしっかりした味わいとぴったり!
【宮崎めし】ひしゅうや(最寄駅:神泉駅)
太陽の国宮崎をゴクゴク飲み干したい
地方色豊かな九州の中でもとりわけ宮崎県の郷土料理は楽しい。
素朴ながらもパンチのあるメニューがいっぱいあるからだ。
そんな宮崎料理が充実した『ひしゅうや』は渋谷の人気居酒屋。
ビールは宮崎の『ひでじビール』太陽のラガーで、ドイツスタイルのピルスナーはほのかにフルーティな香りが南国らしい。
名物の「ちきん南蛮」はもちろん、ジャンキーな感じがたまらないカレー風味の「ギョロッケ」とも相性バッチリ。
癖がないので和食や刺身ともぶつからない。
〆は「冷汁」でサラサラっとやれば、もう立派な宮崎人だ。
▲冷汁 750円
鯛など、その時の旬の白身魚などを使った上品な「冷汁」はマスト。きゅうりの食感とごまの香ばしい風味がいい。
【三重めし】三重テラス(最寄駅:三越前駅)
松阪牛や伊勢志摩の恵みを華麗なるイタリアンで
『三重テラス』は県のアンテナショップとしては珍しい本格的なイタリアン。
松阪牛に伊勢エビなど、高級食材の宝庫である三重県ならではの大胆な発想だ。
店長の堀下さんは「東京の方だけでなく、県内の方が来ても楽しんでもらいたい」と話す。
▲伊勢志摩の宝箱貝たちのキャセロール蒸しクラムチャウダー仕立て 2200円、ヒメホワイト 950円
大きな貝がぎっしり詰まった看板メニュー。貝のダシがたっぷり染み出たスープはプラス850円でスープリゾットにできる。コリアンダーの香るホワイトエールと合わせたい。
伊勢志摩の海の恵みや松阪牛を使った料理と合わせるのは、地元の『伊勢角屋麦酒』。
今年はイギリスの権威ある大会で「ペールエール」が金賞、「ブラウンエール」が銅賞を獲得した実力派だ。
このふたつももちろん飲めるので、美味しいビールと食の競演に酔いしれよう。
【沖縄めし】ガチマヤ(最寄駅:神保町駅)
11種類のアイランドビールを飲み尽くせ!
このところ沖縄では地元ビールが盛り上がっている。
そんな地元ビールと沖縄料理が楽しめる店が東京にあるので驚いた。
『ガチマヤ』では地元沖縄で造る4社11種類のビールがタップで提供されている。
▲ゴーヤーチャンプル、ゴーヤDRY(L) 各853円
ランチョンミートが入った「ゴーヤーチャンプル」。クセになる苦ウマなゴーヤと上にかけた鰹節が相性抜群。意外にフルーティなゴーヤDRYとのWゴーヤペアが楽しい
ゴーヤーチャンプルやラフテーなどの定番を始め、沖縄の食材を使ったアヒージョ、ソーセージなどメニューも多彩な顔触れ。
バラエティ豊かな島ビールと一緒に陽気に盛り上がろう!
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