「堀の内」の熊五郎もここを歩いたんだろうなぁ
閑話休題。新宿から青梅街道を西に向かうバスに揺られていると、「堀の内」の熊五郎もここを歩いたんだろうなぁ、なんて思えて楽しい。神田の自宅から「お祖師様」に向かったのだから(実はいったん、間違えて逆方向に行ったりもするけど)、青梅街道を通ったのは間違いないんですから。
ただ、環七は通った筈はない。この大通り、出来たのは昭和に入ってからなんですね。
東京メトロ丸の内線、新中野駅の近く。青梅街道から左斜めに分かれて行く通称「鍋屋横丁」がある。この道が実は、昔は妙法寺への参詣道だったんです。だから熊五郎はこちらを通ったに違いないんだけど、さすがにそこまで正確に辿ることはできない。まぁ、あくまでバスに従う以上、しゃぁないですね。
「堀ノ内」のバス停で下車。通りの向かい側には、環七に面した妙法寺の参道入り口がある。さすが、車通りも人通りも多いですね。引っ切りなしに出て来るから、その姿を避けて写真を撮るのはムリでした。なんでナンバーには後でボカシを掛けたりしてます。