山門をくぐると、お堂がどーん
さぁ自分も参道に入ってみる。
江戸時代はどうだったか知らないが、今は車がどんどん走って来る。ちょっと歩きづらいなと思ったけど、参道を歩き始めたらすぐ右手が妙法寺の境内でした。
お蕎麦屋さんも見つけました。揚げまんじゅうも売ってるようで、建物は新しいけど歴史はありそう。ところが近づいてみると定休日なのか、閉まってました。まぁ、仕方がない。
気を取り直してお寺にお参りします。
まずはもう、山門からして立派。いかにも名刹、て存在感ですよねぇ。
山門をくぐると目の前に豪壮そのもののお堂がどーん、と現われる。ところがこれ、本堂ではなく「お祖師堂」なんですね。前述の通り「祖師像」は法華寺から頂いたものなので、それを祀るために後から建てられたものなのでしょう。
本堂は祖師堂の裏にありました。前者に比べたらどこか、ひっそりとした感じ。知らなければ祖師堂だけお参りして、帰っちゃう人も多いかも、ですね。ま、厄除けにご利益があるのは祖師像の方なんだから、それはそれで構わないのかも知れませんが。
私は山門横にあった説明板を見て分かっていたので、両方に手を合わせましたよ。いいお店が見つかりますように、と祈って。
お参りを済ませ、スマホを立ち上げて近くのお蕎麦屋を検索してみる。でも最寄りのはさっきの、閉まってたお店でした。他に蕎麦屋は、青梅街道まで戻らないとないみたい。
まぁ、今日は蕎麦でなければならない、と決まったわけではないですからね。参道を環七へぶらぶら戻っていると、右手に古いお寿司屋を発見。さっきは行き過ぎる車の陰に隠れて見えなかったんだなぁ。
いやいや見るからによさそうな感じじゃぁないですか。おまけに外に貼り出してあった紙に「ランチサービス しらす丼 700円」とあった。おぉ、しらす丼。しらす丼! もう、迷う理由はどこにもない。