理由その5 手ぶらでもOKの「ランステ」が充実
先にも触れたが、ここ数年で皇居ランのハードルをグッと下げたのが、いわゆる「ランステ」、ランニングステーションの充実だ。
ネットで「皇居ラン ランステ」と検索してみれば、皇居近隣の多くの施設が見つかる。
では、ランステとはどんな施設か。
今回は人気のランステのひとつ、「半蔵門ランナーズサテライトJOGLIS(ジョグリス)」を例に紹介しよう。
地下鉄半蔵門駅から徒歩3分。
TOKYO FMの地下1階にあるJOGLISは、横断歩道を渡ればすぐに皇居外周コースという好立地にある。
利用にあたっては事前にWEB仮登録をし、初回だけフロントで簡単な入会手続きが必要だが、その場でメンバーカードをもらったら、当日からすぐに走り始められる。
会費制の月会員と都度利用料を払うビジター会員が選べ、単純計算で月に4回通えば月会費の元が取れるが、入会後も会員ステータスは変更できるので、ビギナーはまずはビジター会員から始めてみるのも気軽でいいだろう。
施設は男女別にロッカールーム(ロッカー各90基 *但し新型コロナウイルス感染防止対策で使用可能数を制限している場合あり)とシャンプー、コンディショナー、ボディソープ付きの個室シャワールーム(女子7、男子6)、トイレ、ドライヤー付きパウダースペースなどが清潔に完備されていて、ゆったりと着替えができる。
また、バスタオル300円(ただし木曜日はバスタオル無料サービス)のほか、Tシャツ&ショートパンツ300円をはじめウェアのレンタルも充実。
パートナーシップ契約を結ぶサロモンのシューズは、サイズも豊富なうえ、サロモンのメルマガ登録をするだけで無料で借りられる(通常レンタル100円)。
もちろん、マイシューズ、マイウェアを持参して行くのもありなのだが、最低限ランニング用のソックスさえ用意しておけば、あとは手ぶらでスキー、手ぶらでスノボならぬ手ぶらでランニングが可能。
スーツで行っても、ヒールで行っても、必要なものは全部借りて走れるということなのだ。
↓半蔵門ランナーズサテライトJOGLISの詳細はこちらから
https://www.joglis.jp/
核施設で利用料やレンタル料、規模などに多少の違いはあるものの、ロッカーとシャワー完備でランナーにとっては便利なことこの上ないのがランステ。
あなたの使い勝手のいい駅、エリアに近いところで探してみよう。
さあ、いかが?
皇居ラン、始めやすいし、走りやすいし、気持ちよさそうだし。
さっそくデビューしてみませんか?