月刊誌『おとなの週末』7月号が発売されました。巻頭の特集は、「東京 下町 おいしい旅」。都内下町エリアの魅力を存分に伝える内容です。その中から、上野に近接する「鶯谷」周辺を堪能した編集部の面々が、自由に語りつくした座談会の模様を、最新号から転載してお届けします。
鶯谷駅周辺には格安居酒屋が目白押し!ふたり1万円ではしご酒した結果…
次号の鰻特集は経費が膨れ上がることを鑑み、編集長思いの肥田木と武内が懐事情にやさし~い取材を決行。その名も鶯谷駅近で1万円(ふたり分)はしご酒の旅! ほれほれ、うれしいだろヒロシ(注:編集長)。条件は1軒で酒類各2杯、料理3品以上頼むこと。スタート~。
まずモツ焼の人気店『ささのや』へ。えっ、1串80円!タンやハツなど好きに頼んでサワーをグビリ。串は炭火で焼かれていて香ばしい~。にしても物価上昇のご時世、80円で頑張る企業努力に表彰状を贈呈したい気分だわ。お替わり!
武「最初からエンジンフル回転にしないでくださいよお」
ちっ。じゃあ次はガッツリお腹にたまるもんを食べ行くか。
武「愛を育む宿泊施設街で気になる中華を見つけたんです。カーツさんもおすすめですって」
ラブホ街とハッキリ言え、ハッキリ。でもカーツさん何でそんな店知ってんの? それはそうと噂の『東瀛』は怪しい雰囲気プンプン。だが入ってみると至って健全。焼魚とかもあって値段は100円前後~と激安だ。キクラゲ玉子炒めなんて家庭的な味で量もたっぷり。青汁ハイは焼酎も濃くて酔った~♪
武「僕は肥田木さんに酔った」
肥「キャッ、でしょでしょ」
武「吐きそう。明日二日酔い」
肥「えーかげんにせいっ」
寸劇もノッてきたところで『信濃路』へ。和食中心だが中華も洋食もあり、こっちも激安! 机につっぷしてゲップ連発する隣席の泥酔おじさまには驚かないが、ちょっとした鍋サイズの肉豆腐のコスパには心底驚いた。ここは呑んべえの楽園か(涙)。帰りは千鳥足でも転ばず迷わず駅まで1分、最強。
さーて合計は。しっかり食べて飲んで3軒で計6380円。安っ。ヒロシよ、見たか我々の仕事ぶりを。鶯谷サイコー!