枝豆は塩ゆでせずに「ふり塩」仕立てがおいしい
実際、枝豆をゆでるときに塩の重さをはかるのも面倒です。そこで、オイラのやり方をご紹介いたします。ゆでるときには塩をいっさい入れません。塩ゆでにはしないのです。
それでも、食べるときにはほのかな塩味が効いてくるやり方は、ゆで上がり直後のサヤに塩を直接ふりまぶす方法です。「ふり塩」といいますが、サヤを口にふくんだとき、最初に塩味(えんみ)を感じ、次に豆の甘さが伝わってくるのです。使う塩の量もとても少ないのでおすすめです。
●枝豆をゆでる(仕込み編)
1)枝豆1袋分(250g前後)はよく水洗いしたうえでボウルに移し、塩ひとつかみをふり、サヤ同士をこすり合わせるように揉み込んでいく。※「塩ひとつかみ」とは、大さじ1(15g)ほどの分量です。ゴシゴシと揉む感じで、サヤの表面の産毛がかなりとれます。サヤを口に含んだときの触感がよくなり、また色も鮮やかな緑になるため、オイラは「百揉み」(100回揉み)を心がけています。
2)揉み込んだ枝豆は、そのまま10分ほど置いてから再度水洗いし、表面の産毛と塩を洗い流し、ザルで水けをきる。