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カスタムサンドの組み合わせはなんと1万種類以上!

グルテンフリーのパンと、通常のパン、どこが大きく異なるのだろうか。

「通常のパン作りのときは、グルテンの働きによりボリュームを出したり、もっちり感を出すことなどを考えていました。その技が封じられた中で、極力“パンらしい食感”を出すために、米粉のほかライススターチやタピオカ粉といったデンプンを使うなど、いろいろ試しました」と大澤さん。

コム・ン グルテンフリー』では、このデンプンを泡状にしてパンをふくらませるのだが、焼いた際に周りはサクッとしても中がギュッと詰まってしまい、どうしても硬くなってしまうという課題にぶつかった。

そこで講じたのが、通常通りに焼けばスライス8枚分ほどが取れる型で、1枚ずつ焼き上げるということ。なんともアタマが下がる工程を経ているのだ。

看板商品のひとつであるカスタムサンドウィッチは、パン、具材、ソース、トッピングを選ぶことができ、なんと1万通り以上の組み合わせが可能だ。

店内に入るとサンドウィッチ用の具材がズラリ
店内に入るとサンドウィッチ用の具材がズラリ

パンは「パン・ド・ミ プレーン」、「六穀ブレッド」、「黒米パン」、「玄米パン」の4種類を用意。

例えば「グルテンフリー サンドイッチ」(1296円)は、上記のパンを選んだら、7種の野菜とメインの具材8つから、それぞれ2つずつセレクトする。

また「グルテンフリー ホットドッグ」(918円)のパンは「玄米粉のトルティーヤ」または「豆乳コッペ」。2種の野菜、メインの具は12種類、7つの味付けから組み合わせられる。

厳選したソーセージもグルテンフリー。実際に市販されているソーセージには、つなぎなどにグルテンが入ったものも多いのだとか。

その他、調味料なども含め徹底してグルテンフリーなので、安心していただくことができる。

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いざ実食! たまごサンドのソースにビックリ...
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市村 幸妙
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