【改札外地下1階・黒塀横丁の夜ごはん】 『月島もんじゃ たまとや 東京駅』 @グランスタ八重北 地下1階 素材のよさとダシの旨みが抜群 大迫力もんじゃ もんじゃ焼きの聖地といえば月島。しかしそこまで足を伸ばさずとも、行列…
画像ギャラリー2022年4月27日に開業した、八重洲北口改札外の飲食店街『グランスタ八重北』に絞って調査。グラングルメから大幅リニューアルの1階・地下1階は、全体にハイレベルかつお酒に合う料理が揃い、夜に行きたくなる店多し!
【グランスタ八重北 新エリア】
『八重北食堂』&『黒塀横丁』
1階はキッチンストリートから『八重北食堂』にリニューアル。気軽に入れる店が多く、日本橋側はワールドワイドな店で構成。地下1階の『黒塀横丁』は大人の雰囲気に加え、少しカジュアルに。席がせり出す店もあり、開放的!
【改札外1階・八重北食堂の夜ごはん】
『天ぷら串とまぶしめし ハゲ天』 @グランスタ八重北1階
天ぷらの新味を東京駅から発信する老舗のチャレンジ
八重洲北口改札からすぐのエリア1階にお目見えした「八重北食堂」。言わずと知れたこちらの老舗も江戸前天ぷらの新機軸を引っさげやってきた。そのひとつが“天ぷら串”。野菜や魚介などの旬のネタに工夫を凝らし、例えば小玉ねぎはあらかじめブイヨンを煮含ませ、サツマイモは衣の上からひと振りしたブランデーで甘みをぐんと引き立てる。ひと口サイズの串にぎゅっと詰め込んだアイディアと遊び心がめっぽう楽しい。
はじまりの天ぷら串【一の膳】 3080円
そしてもうひとつが“まぶしめし”。小エビがどっさり入ったかき揚げをご飯にまぶし、薬味や塩で味わった後は別添えのタレをかけて天丼に、最後はほうじ茶ダシを注いで天茶へと味が3度変わる仕掛け。そんな老舗のたゆまぬ進化は、ここ東京駅から全国へ発信されている。
[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6810-0910
[営業時間]11時〜23時(22時LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲北口改札から徒歩1分
『鉄板ホルモン 蟻月(ありつき)』 @グランスタ八重北1階
ホルモン×ビールもつ鍋の名店が鉄板焼きで勝負!
もつ鍋で有名な同店が東京駅に進出した。駅ナカというスピード感も求められる立地柄、看板に据えたのが鍋ではなく自慢のホルモンを使った鉄板焼きだ。湯気を立ててやってくるピリ辛味噌が絡んだそれをパクリとやれば、プリッと弾ける歯応えの後から甘〜い脂がとろけて広がった。すかさずビールで流し込めば、もはや快感!
ホルモンとハラミ定食 1980円(単品1815円)
ちなみに生ビールは451円〜で、ここ「八重北食堂」内でもおそらく最安値(ハッピーアワー除く)。赤紫蘇エキスで割った爽やかな「ゆかりビール」もこってりしたホルモンと抜群の相性だ。
加えて心を奪われたのが「極上の肉ホル丼」で、牛バラ肉とホルモンをどっさり盛り込んだ腹ペコには堪らぬパワフル系。昼なら千円少々と飛び切りお得に味わえる。※価格は発売時のものです。
[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6268-0302
[営業時間]11時〜23時(22時LO)※ランチタイムは11時〜15時
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲北口改札から徒歩1分
『韓国酒場 コッキオ』 @グランスタ八重北1階
本場の鶏料理が盛りだくさんな韓国居酒屋
ネオンサインに飾られドラム缶テーブルが置かれた店内に入れば、ここが駅構内ということを忘れてしまうはず。本場よろしくマッコリやソジュ(焼酎)を並べたら、楽しい夜の始まりだ。
店名の『コッキオ』は、日本で言うところの“コケコッコー”で、品書きには韓国の鶏料理がズラリ。衣ザクザクの「ヤンニョムチキン」に、鶏のモミジをとろりと煮込んだ「タッパル」で空腹をかわしつつ、いい頃合いでやってきたのが店の絶対エース「タッカンマリ」だ。
タッカンマリA 3520円
じっくり炊いた濃厚なコクのスープに浮かぶのが、但馬鶏の骨付き肉。程よい歯応えの後からやってくる力強い滋味に圧倒される。〆は深みを増したスープで食すカルグクス(韓国うどん)がこれまた最高!仲間や家族と賑やかに湯気を囲もう。
[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6665-9170
[営業時間]11時〜23時(22時LO、ドリンク22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲北口改札から徒歩2分
【改札外地下1階・黒塀横丁の夜ごはん】
『月島もんじゃ たまとや 東京駅』 @グランスタ八重北 地下1階
素材のよさとダシの旨みが抜群 大迫力もんじゃ
もんじゃ焼きの聖地といえば月島。しかしそこまで足を伸ばさずとも、行列店が東京駅にやって来た。母体となるのは、明治4年創業の豊洲市場水産仲卸。コンセプトは「酒と肴ともんじゃ」ってことで魚介のつまみやお酒も充実している。
そして自慢のもんじゃ。一番人気の「明太子もちもんじゃ」には豊洲から直送された大ぶりな明太子が丸ごと1本ドン!と乗って大迫力。
明太子もちもんじゃ丼 1628円、明太子もちもんじゃ茶碗(ハーフ) 858円、いか墨もんじゃ茶碗(ハーフ) 913円、いか墨もんじゃ丼 1738円
さらに決め手は、鳥ガラ、魚介、香味野菜をブレンドし、毎朝炊き上げるという自家製ダシだ。明太子のプチプチにお餅のもちもち、桜エビからは海の香り……そこにおダシが味に深みとコクを与え、焼けるほどに旨みが凝縮!もんじゃの種類もユニークで多彩。アレコレ食べたいって場合は茶碗サイズにすれば、一度に2種類焼くのもOKだ。
[住所]グランスタ八重北地下1階
[電話]03-6256-0059
[営業時間]11時〜23時(22時LO、ドリンク22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲北口改札から徒歩1分
『名古屋コーチン一鳳 東京弌鳥(いっちょう)』 @グランスタ八重北地下1階
コク、弾力、旨み 純系名古屋コーチンを満喫
日本3大地鶏のひとつ、名古屋コーチン。そのおいしさを存分に味わえる専門店だ。その旨さを堪能するなら、まずは各部位を備長炭で丁寧に焼き上げた串焼を。名古屋コーチンならではの跳ね返るような肉質と力強いコク、その旨みがふっくらカリッと焼かれた中に凝縮。中でも看板の「弌鳥焼」は八丁味噌のオリジナルタレとも相まって、頬張るほどに目尻が下がる。
名古屋コーチン串焼 つくね330円、肝300円、弌鳥焼450円、ねぎま450円、せせり320円
使われているのはすべて純系名古屋コーチンで、あえて低カロリーな飼料を与え、十分な運動をさせてゆっくり飼育しているもののみ。力強くもヘルシーさを感じさせる味わいだ。東海地方の地酒とともに満喫したら〆にはぜひ極上親子丼を。皮面を炭火で炙ったモモ肉を濃厚な名古屋コーチンの卵でトロリととじた丼。めちゃ旨だ!
[住所]グランスタ八重北地下1階
[電話]03-6256-0588
[営業時間]11時〜23時(22時LO、ドリンク22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲北口改札から徒歩1分
『Noodle House Laundry(ヌードルハウス ランドリー)』 @グランスタ八重北地下1階
多彩なヌードルやクラフトビールにアジアが交差する!
アジアを代表する大都市にして多種多様な人が行き来する東京駅。そんな場所だからこそいろんな文化がカオスのように交差する新しい酒場があっても――。そんな思いから“ストリート酒場”をコンセプトに登場したのがこの店だ。アジアのストリート料理といえばまずはヌードル。
「鶏肉のフォー」(ベトナム発)、「トムヤムヌードル」(タイ発)、中国のたまり醤油を使うちょっと珍しい「ガンバン麺」(台湾発)等々、多彩な麺が15種類。さらに「グリーンカレーいなり」や「海老トースト」など、ユニークで刺激的なつまみも豊富。そしてうれしいのが15タップ揃うクラフトビールだ。
遠野ZUMONA C58 239 Hazy IPA 1030円、カーボンブリュースベイビーリッチルプリンス 1160円、ローグデッドアンドデッド 1480円
料理の個性を受け止める、味わいも多彩で個性豊かなビールの数々。15タップ中8つはこだわりの国内ブリュワリーだ。ぜひ合わせて楽しみたい。
[住所]グランスタ八重北地下1階
[電話]03-6256-0339
[営業時間]11時〜23時(22時LO、ドリンク22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲北口改札から徒歩1分
【はみだし東京駅の豆知識(1)】
「八重北食堂」は、『釜たけうどん』などキッチンストリート時代からある店も健在!
【はみだし東京駅の豆知識(2)】
6日オープンの『極味や』をはじめ、12月だけで「八重北食堂」に4軒新店が!
【はみだし東京駅の豆知識】(3)
「To Locca」というサービスで、スマホからロッカー予約ができる。
撮影/小島昇(ハゲ天、蟻月、コッキオ)、西崎進也(たまとや、東京弌鳥、Laundry)、取材/菜々山いく子(ハゲ天、蟻月、コッキオ)、池田一郎(たまとや、東京弌鳥、Laundry)
※2023年1月号発売時点の情報です。
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