ゆったりした空間で田川の魅力も感じられる
店舗の立地は、天神の真ん中からは少しずれるが、天神地下街を利用すれば、雨の日だって地下鉄の駅から濡れないで行ける。
また、天神にありながら、店内には大きめのテーブルがゆったり配置されているので、たくさん買い物した後の食事にも利用しやすそうだ。
店内のインテリアは、本田シェフのお手製だと言うから驚き。テーブルを作ったり、カウンターを塗ったのもシェフだ。入り口の暖簾にも描かれているが、花崗岩の切り出しで平たく削られた香春岳は、田川のシンボル。店内にある香春岳のシルエットもまた、シェフの手づくりだ。
さらに、田川市のことをもっと広く知ってほしいと、地元上野焼の若手作家・庚申窯の高鶴裕太さんに依頼。ぽってりと温かみのある風合いの器が店の雰囲気にもよくあっている。