×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

建物や庭、しつらえ、器にも瓢亭ならではの世界観

料理に加えて、建物や庭、しつらえ、器にも瓢亭ならではの世界観があることは言うまでもない。

「うちのような老舗は空間あってのものなので、料理はもてなしの一部で料理人は影の存在。座敷や庭は料理の背景のようなものです。瓢亭の明確な定義はありませんが、いつも店の者が一つとなっておもてなしさせていただいています。お客様もその場を作る一員として参加していただき、もっと知ろう、楽しもうという気持ちを持っていただけたら、より楽しい時間になると思います」

おいしいのは料理だけにあらず。思いを寄せ、経験を重ね、知識を深めれば、五感で楽しめ、文化や心までも味わえる世界がある。

館全体で希少で美しい時間を楽しめ、敷地内に一歩入ると、その期待はさらに高まる
水打ちされた露地や疎水が流れ込む池。季節を映し出す景色が心を和ませる
14代自らが生ける床の花。自庭に数百種類の茶花を育て、飾る軸や花器に合わせて選ばれる
創業以来ある「くずや」の四畳半の間。敷地内には4つの庵が点在する
建物の中には、幾つもの瓢箪の意匠が見て取れる。気を張り巡らせるといろんな気づきがあり、楽しみがぐんと増す

瓢亭

住所/京都市左京区草川町35
電話/075・771・4116
営業時間/8:00〜10:00(期間限定)、12:00〜13:00(LO)、17:00~19:00(LO)
休業日/水曜、不定休あり
備考/朝:朝がゆ(7/1〜8/31、税・サ込)6,957円、鶉がゆ(12/1〜3/15、税・サ込)15,180円
昼:懐石料理31,625円(税・サ込)〜
夜:懐石料理37,950円(税・サ込)〜

icon-gallery
icon-prev 1 2
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…