冷やし中華と炒飯の組み合わせはアリかなしか!?
5月も半ばを過ぎると、町中華では「冷やし中華はじめました」の貼り紙を見かける。が、筆者はあまり注文したことがない。冷し中華は店ではなく、家で食べるものという固定概念があったのだ。
5月末、その日は30℃超えの真夏日だった。お昼時にチャーラーを食べに行こうと思い、車を走らせた。ジッとしているだけでも暑いのに、チャーラーを食べたら汗が止まらなくなるかもしれない。
きしころ(常温または冷たいきしめんのこと)かざるそばに変更しようと思ったそのとき、ある疑問が浮かんだ。
冷やし中華とチャーハンの組み合わせはチャーラーとしてアリなのかナシなのかと。
で、向かったのは、記念すべき連載第1回で紹介した、愛知県小牧市の『ニーヨン 小牧店』だ。私の記憶が定かならば、たしかここには冷やし中華とチャーハンのセットメニューがあったはずなのだ。
こちらがメニュー。お昼のサービスセットだけで4種類。昼夜共通のサービスセットは22種類もある。やっぱりスゴイわ、ここは。
ざる中華と冷麺は夏季限定メニューとなっているが、冷しタンタン麺やまかない冷麺、まかない台湾冷麺、あんかけ冷麺、あんかけ台湾冷麺は1年中注文できるようだ。せっかくなら夏場しか食べられない「冷麺+炒飯」(980円)を注文することに。
冷やし中華を家で作るとき、きゅうりやハムを刻んだり、錦糸玉子を焼いたりとやたらと時間がかかるが、さすがはお店。具材を事前に仕込んであるからなのか、注文してわずか10分足らずで目の前に運ばれた。