×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

icon-gallery

福井県内全33蔵元の地酒とサバ料理を堪能

『錦輝(にしき)』
『錦輝(にしき)』

福井に来たからには、福井の銘酒とともにサバを味わいたい……。そんなときに超おすすめなのが『錦輝(にしき)』。なんと福井県内全33蔵元の地酒とともに、福井ならではの食の幸を堪能できる。

錦輝のお酒のメニュー。ここに来れば福井県の地酒を網羅できる!
錦輝のお酒のメニュー。ここに来れば福井県の地酒を網羅できる!

福井ならでは! というわけで、もちろんサバメニューも豊富。

刺身、しめさば、へしこ、焼き鯖寿司などサバ心を満たすラインナップが、利き酒師の資格をもつ店主厳選のお酒とともにいただけるなんて、たまらんだろう、サバファン!

しめさば、へしこ、へしこクリームチーズ、焼き鯖寿司……
しめさば、へしこ、へしこクリームチーズ、焼き鯖寿司……
〆鯖のぬたや炙りポンズと、メニューにサバの文字が躍る
〆鯖のぬたや炙りポンズと、メニューにサバの文字が躍る

まず、タイミングが合えばぜひ味わっていただきたいのが福井の天然サバ。「越前海岸に面した鷹巣漁港で水揚げされたサバは、身に透明感があり、サッパリした味わいが絶品です」と語るのは、店長の近藤正典さん。

キリリとエッジがたった、美しいサバの刺身を食べてみる。

……。

ピュア! おっしゃるとおりの透明感。脂のりはしっかりありつつ味に、深みがあってキレのいい味わい。いうならば「サバ界の大吟醸」的な味わい!

福井のサバ刺身。3~8月入荷があれば提供。冬場はおもに石川県水揚げのものを使用
福井のサバ刺身。3~8月入荷があれば提供。冬場はおもに石川県水揚げのものを使用

錦輝では、そんなサバをさらに至高の酒肴に仕上げた名物がある。「〆鯖のぬた」だ。

じつは、「さばのぬた」は福井県若狭地方の郷土料理でもある。それはさておき、近藤さんいわく「日本酒のつまみに最高」ということで提供されているぬたは、〆鯖をからし酢味噌で和えたもの。

〆鯖も錦輝の名物。まず、砂糖で〆てから、塩をして30分。米酢に20分漬けてフレッシュ感ある〆鯖に仕上げ、ワカメ、紅蓼(べにたで)とともにからしを利かせた酢味噌で和えて完成。

爽やかなサバをますます爽やかにしたようなきらめく味わいの〆鯖に、キュッとした辛みのある酢味噌が加わると、悶絶モノの日本酒の友に!

「〆鯖のぬた」(800円)。刺身に近い浅締めの〆鯖と酢味噌のバランスが最高
「〆鯖のぬた」(800円)。刺身に近い浅締めの〆鯖と酢味噌のバランスが最高

日本酒ラバーの心をわしづかみにする味わいだ。

サバを香ばしく焼いて、大葉とともに仕上げた「焼き鯖寿司」も絶品。

錦輝で、高い人気を誇る「焼き鯖寿司」(1100円)。日本酒に合う味わい
錦輝で、高い人気を誇る「焼き鯖寿司」(1100円)。日本酒に合う味わい

めくるめく福井の銘酒×サバを堪能していただきたい。

■『錦輝(にしき)』
[住所]福井県福井市大手3-14-6
[電話番号]0776-28-2829
[営業時間]17時~24時(23時半LO)
[休日]日(祝前日が日の場合は営業)
[交通]福井鉄道福武線市役所前駅から徒歩2分
https://hitosara.com/0005007024/

次のページ
へしこのぬかを再利用した調味料からさまざまな加工品が誕生...
icon-next-galary
1 2icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

池田 陽子
池田 陽子

池田 陽子

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…