福井県内全33蔵元の地酒とサバ料理を堪能
福井に来たからには、福井の銘酒とともにサバを味わいたい……。そんなときに超おすすめなのが『錦輝(にしき)』。なんと福井県内全33蔵元の地酒とともに、福井ならではの食の幸を堪能できる。
福井ならでは! というわけで、もちろんサバメニューも豊富。
刺身、しめさば、へしこ、焼き鯖寿司などサバ心を満たすラインナップが、利き酒師の資格をもつ店主厳選のお酒とともにいただけるなんて、たまらんだろう、サバファン!
まず、タイミングが合えばぜひ味わっていただきたいのが福井の天然サバ。「越前海岸に面した鷹巣漁港で水揚げされたサバは、身に透明感があり、サッパリした味わいが絶品です」と語るのは、店長の近藤正典さん。
キリリとエッジがたった、美しいサバの刺身を食べてみる。
……。
ピュア! おっしゃるとおりの透明感。脂のりはしっかりありつつ味に、深みがあってキレのいい味わい。いうならば「サバ界の大吟醸」的な味わい!
錦輝では、そんなサバをさらに至高の酒肴に仕上げた名物がある。「〆鯖のぬた」だ。
じつは、「さばのぬた」は福井県若狭地方の郷土料理でもある。それはさておき、近藤さんいわく「日本酒のつまみに最高」ということで提供されているぬたは、〆鯖をからし酢味噌で和えたもの。
〆鯖も錦輝の名物。まず、砂糖で〆てから、塩をして30分。米酢に20分漬けてフレッシュ感ある〆鯖に仕上げ、ワカメ、紅蓼(べにたで)とともにからしを利かせた酢味噌で和えて完成。
爽やかなサバをますます爽やかにしたようなきらめく味わいの〆鯖に、キュッとした辛みのある酢味噌が加わると、悶絶モノの日本酒の友に!
日本酒ラバーの心をわしづかみにする味わいだ。
サバを香ばしく焼いて、大葉とともに仕上げた「焼き鯖寿司」も絶品。
めくるめく福井の銘酒×サバを堪能していただきたい。
■『錦輝(にしき)』
[住所]福井県福井市大手3-14-6
[電話番号]0776-28-2829
[営業時間]17時~24時(23時半LO)
[休日]日(祝前日が日の場合は営業)
[交通]福井鉄道福武線市役所前駅から徒歩2分
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