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「全日本さば連合会」広報担当サバジェンヌこと池田陽子さんによる「サバジェンヌが行く〜至福の鯖百選〜」第83回。今回は久々に都内のお店をご紹介。なんと挽き肉料理専門店です。挽き肉でサバ? そうなんです。サバを使った挽き肉料理が食べられるんです。一体どんな料理なのでしょうか。

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増加中の「サバのキーマカレー」に新星登場!

近年、増加の一途をたどっているのが「サバカレー」。なかでも「サバのキーマカレー」を提供するお店が都内を中心に増えている。

そんななか、またまた期待の新星が登場! その名は『東京Qeema(キーマ)』。2022年9月、荻窪にオープンした挽き肉料理専門店だ。

野菜もたっぷり使ったヘルシーな挽肉料理が楽しめる『東京Qeema』
野菜もたっぷり使ったヘルシーな挽肉料理が楽しめる『東京Qeema』

看板メニューは、山形のブランド豚肉「最上川ポーク」の挽き肉を使った「キーマカレー」や「ガパオライス」。最上川ポークは旨みが豊富で甘みがあり、しっかりした肉質が魅力。その味わい、弾むような噛みごこちが存分に堪能できる逸品だ。

最上川ポークの「キーマカレープレート」(1000円)。最上川ポークの旨みを引き立てる9種類の厳選したスパイスを使用
最上川ポークの「キーマカレープレート」(1000円)。最上川ポークの旨みを引き立てる9種類の厳選したスパイスを使用
最上川ポークの「ガパオライス」。最上川ポークとピリッと辛めのホーリーバジルのソースは、相性バツグン
最上川ポークの「ガパオライス」。最上川ポークとピリッと辛めのホーリーバジルのソースは、相性バツグン

しかし、『東京Qeema』の「挽き肉」の定義は「肉」だけではない。サバファンよ、喜んでくれたまえ! もれなくサバも「挽き肉化」! キーマカレーなど「サバをほぐして」いわば「挽肉化」したメニューも味わえるのだ。

魚のなかでも、なぜサバなのか?

はい。オーナーの松井政貴さんは、無類のサバ好き。

そして、じつは松井さんがこの連載に登場するのは初めてではない。

松井さんは全国に展開するビアレストラン『キリンシティ』で長きにわたり、商品開発を担当していたお方。

松井政貴さん
松井政貴さん

『キリンシティ』でありとあらゆる国の料理を、ビールに合うメニューとして開発してきた。大のスパイスカレーファンでもあり、スパイス遣いもお手のものだ。

そして、ビールが無限になる「最強のサバグルメ」を開発、大好評を博した実績がある。ジェンヌもあまりのおいしさに卒倒しそうになる上に、まんまとビールが止まらなくなりました……。

キリンシティ退社後、自身のお店のメニュー開発にあたって、松井さんの頭の中にもれなく降臨したのが「サバ」だった。

そんな松井さんのサバメニュー。期待に胸が膨らむばかり! これは行くしかないでしょう!

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サバそのものだけを使った「鯖キーマ」...
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池田 陽子
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