日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★★☆☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:マーガリン
牛酪とはバターの漢字表記。そもそもマーガリンはバターの代用品として作られたものなので、牛酪に人造という言葉がつけられたというわけです。
実際、マーガリンは、登場したばかりの頃は、人造バターという名称で販売されていました。そして、1952年に人造バターから英語のマーガリンという呼称に変更されたことで、普及が進んだといわれています。もともとバターの代用品として生み出された食品とはいえ、「人造バターを使用しています」などといわれるとちょっと食べる気が失せますよね……。
マーガリンはバターに比べて安価であることから急速に普及し、いまでは、パンやケーキ、クッキー、アイスクリームなど、多くの食品に使用されています。
マーガリン誕生の地は、ナポレオン三世の治世下のフランス。バターが欠乏したときに代用品として発明されたとか。その名前の由来は、ギリシャ語で真珠を意味する「margarite」といわれています。