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若手料理人よ、まずは一歩踏み出すべし!

大会終了後の記者会見にて
大会終了後の記者会見にて

大会終了後、MCの山里さん、審査員の神田シェフと記者会見に臨んだ根本シェフ。優勝した気持ちを聞かれ、「まだ夢を見ているような気分です。つらいときも、挫折しそうになったこともありましたが、今までやってきたことが間違いじゃなかったんだと実感しています。この喜びを一生忘れずに励んでいきたいです」と率直な思いを語り、優勝の喜びを伝えたい人に、家族、尊敬する上司を挙げていました。

今大会の統一テーマである「料理に革命を起こせ」について感じたことは? という質問に対しては、「『革命』はすぐ起こせるものではない」と答えた上で、「それにどれだけ近づけるか日々考えた」と言います。「与えられた料理のベースとなるものを、食材を変えてみたり、調理法を変えてみたり、自分の中の知識や技術で模索しながら考えていました」と苦労の末に掴んだ栄冠であったことが、話の端々から感じられます。

気になる優勝賞金1000万円の使い道については、「家族と旅行に行って時間を作りたい」と答え、上司にごちそうさせていただきたいと発言。それを見ていた“上司”の審査員・関谷シェフから「おめでとう、僕がごちそうします!」と返される場面も。その尊敬する“上司”の背中を追いかけ、今後は海外のコンクールに出場し、優勝したいと言う目標を語った根本シェフ。

今後「CHEF-1グランプリ」へ挑戦する若手料理人へのコメントを求められると、「まずは書類を出して一歩を踏み出すこと」と話しました。「一歩踏み出すことで考えるようになり、自分を高める行動をしていけば自ずと道は開ける。自分を信じてやってほしい」とエールを贈ります。

これには神田シェフも「コンクールに出ること、出場したことによって、自分の立ち位置・実力がわかる。鍛錬の場になっている」と同調。「『CHEF-1グランプリ』に出場することで、いろんなジャンルの料理人と交流でき、知らない知識や技術を教えてもらったり、逆に見せたりすることができました。料理人が成長できる大会だと思います」という根本シェフの言葉で幕を閉じた「CHEF-1グランプリ2023」。

記者会見に臨んだ根本シェフ
記者会見に臨んだ根本シェフ

またここから1年、次世代のスター料理人への道がはじまります。より多くのシェフに参加いただき、熾烈なバトルを繰り広げられることを楽しみにしています!

写真/(C)CHEF-1グランプリ2023 取材/編集部えびす

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