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はたして『大統領』のチャーラーの味は

おっと、料理を注文しなきゃ。ラーメンは、「しおとんこつ」(748円)と「とんこつしょうゆ」(748円)、「みそラーメン」(968円)、「デカ盛りラーメン」(1089円)の4種類を用意。やはり、ここは「とんこつしょうゆ」一択だろう。『横綱』との違いをチェックしてみたいし。

メニューを見ると、ここにはチャーハンもあるではないか。「ランチチャーハン」(+374円)も追加しよう。『横綱』の「鉄板チャーハン」(ラーメンとセットで270円。平日のランチ250円)は、熱々の鉄板に盛られた味付きのご飯に溶き卵とチャーハンのタレを加えて作るセルフスタイル

『ラーメン横綱』の「鉄板チャーハン」(ラーメンとセットで270円。平日のランチ250円)
『ラーメン横綱』の「鉄板チャーハン」(ラーメンとセットで270円。平日のランチ250円)

チャーハンの味は火力を自在に操る中華鍋さばきで決まると思っているため、チャーラーの旅において『横綱』に限らず、セルフスタイルのチャーハンは選考外としていたのだ。しかし、『大統領』のチャーハンは皿に盛られている正統派スタイル。しっかりと味を舌に焼きつけて評価しようと思う。

『ラーメン大統領』の「とんこつしょうゆ」(748円)+「ランチチャーハン」(+374円)
『ラーメン大統領』の「とんこつしょうゆ」(748円)+「ランチチャーハン」(+374円)

これが『ラーメン大統領』のチャーラーである。見た目はシンプルといえばシンプル。麺とチャーハンの量もしっかりあり、好感が持てた。これらにネギやにんにくとうがらしを加えて、自分好みの味にカスタマイズするのだ。

『ラーメン大統領』の「とんこつしょうゆ」。クリーミーな味わいがクセになる
『ラーメン大統領』の「とんこつしょうゆ」。クリーミーな味わいがクセになる

では、まず「とんこつしょうゆ」からチェックしてみよう。具材はチャーシューとメンマ、ネギ。『横綱』とまったく同じだ。しかし、チャーシューは厚くカットされていて、スライサーで薄切りにされた『横綱』のそれとは形状が異なる。

スープを飲むと、同じ豚骨醤油ゆえに『横綱』と酷似しているが、こちらの方があっさりしているというか、クリーミーな味わいがする。とんこつ臭はまったくなく、ほのかに香る『横綱』が男性的だとしたら、『大統領』は女性的といったところか。麺は中太のストレート麺かな。『横綱』と比べてやや太いと思う。

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『横綱』と徹底比較!...
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この記事のライター

永谷正樹
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