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素足で水に触れ、感覚が研ぎ澄まされる光の滝

初めに待ち構えているのは、四国の山奥にある滝をイメージし、水の粒子と光によって生み出された「坂の上にある光の滝」だ。鑑賞者は裸足になってこの滝を上っていくことになる。素足で水に触れることで、視覚だけでなく、より強く身体的な感覚で作品を実感できる。

「坂の上にある光の滝」(C)チームラボ

変容するふかふかの“ブラックホール”を歩く

その先の部屋には、ふかふかとした感触が体感できる作品「やわらかいブラックホール – あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」が待っている。

床は、硬い平面ではなく、全体がクッションのようなつくりになっている。歩くと、身体の重さに影響を受けながら、床は違ったカタチを獲得する。つまり、空間そのものの形が変化していることになるので、普段は意識しない自身の身体と動きに不思議と敏感になるのを感じるだろう。

「やわらかいブラックホール – あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」

きらきら輝く、光の彫刻群の中で遊び倒す

次の部屋には、光の点の集合で作られた光の彫刻群「The Infinite Crystal Universe」が無限に広がる。スマートフォンにダウンロードしたアプリから自ら選んだ星を投げ込むと、新しい光が生まれ、それらの集合によって作品が作られていくのだ。

スマートフォンで光をコントロールできる「The Infinite Crystal Universe」

出現した星は互いに影響を受け、投げ込んだ場所と人の存在にも影響を受けるため、作品は永遠に形を変え続けていく。人のシルエットと光のコントラストでインパクトのある写真が撮影できるので、フォトスポットとしてもいちおしだ。

後ろ姿だけで絵になる写真が撮影できる
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舞い泳ぐ鯉がやがて花へと姿を変える...
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中村友美
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