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パスタソース「パキット」は発売2カ月で100万食

ちなみに今回、『永谷園』が別のブースで展開していたパスタソース「パキット」も試食させていただいた。すごくおいしいし、手軽だし手頃だしで、とにかく気に入った!

パスタと水をパウチに入れレンチンするだけでアルデンテの美味しいパスタができるというこの商品。2023年3月に発売し、発売2カ月で約100万食を売上げ、さまざまな賞を受賞した商品だ。

ボロネーゼやカルボナーラ、今年3月に新発売したジェノベーゼなど、ソースは5種類で324円。何にも作りたくない時にも便利だし、賞味期限は15カ月程度と長いから、災害時の備えとしてもとってもいい。

時代を超えて進化を続ける「松茸の味 お吸いもの」だけでなく、「パキット」もぜひお試しあれ。

レンチンだけでできる手軽さと美味しさが魅力の「パキット」

ノンオイルドレッシングの元祖といえば「リケンのノンオイル 青じそ」

1989(平成元)年に発売され、ノンオイルドレッシングというジャンルを構築したのが、「リケンのノンオイル 青じそ」だ。

そもそも「ふえるわかめちゃん」などを展開していた理研。ワカメをもっと美味しく食べて欲しいということから、2000種以上の試作を繰り返し開発されたのが、このドレッシングだ。

理研の方から聞いたお話は知らないことだらけだった。

油が入っていないとドレッシングと名乗れないのだそう。なので、この商品はドレッシングタイプ調味料。でも、ノンオイルドレッシングの定義として、100g中、脂質量は3g未満のものが表示を認められているんだとか。例えばゴマなどは原材料自体に脂質が入っているもんね。

この際ノンオイルドレッシングに対して抱いていた素朴な疑問を担当者さんにぶつけてみた。

オイルがない分、コクや旨みはどう出しているの?

「抽出という技術に強みを持っているので、たくさんのエキス類を掛け合わせて旨みを作っています」

原材料名を見ると確かに、ホタテやカツオ、カツオ節のエキスが入っている。うむ。それが美味しさの秘密なのね。

ノンオイルドレッシングって、オイルがない分塩分が高いと聞いたことがあるけどどうなの?

「自社努力として、2014年頃に塩分値を15%下げました」

サラダや冷奴にかけるだけでなく、納豆に入れたりして使っていたが、今回いただいたアレンジレシピは唐揚げの下味としての使用。しっかりと味を感じて欲しいからと鶏胸肉を2時間ほど漬け込み、片栗粉をつけて揚げたものをいただいたが、青じそ味でさっぱりとしているので、罪悪感も少なそうに感じる美味しさ。揚げ物でもさっぱりと食べたい、これからの季節にピッタリだ。

漬け込むだけで簡単に下味が付く

こだわりは、国産の生の大葉100%

以前から、野菜を漬け込んでマリネやピクルスにしたり、餃子のツケだれなど、いろいろな使い方の提案をしてきたという。

同社HPをみると、なんと煮込むことで、某イタリアンファミレスの「ディアボラ風ハンバーグ」のソースのようになるんだとか。

ちなみにこだわりは、国産の生の大葉100%を使っていること。青じそは手摘みしているため傷がつきにくいので、傷みづらく、香り立ちもいいのだそう。

9アイテムのノンオイルドレッシングシリーズの中で圧倒的に売れているのが、この「リケンのノンオイル 青じそ」。同社HPにはさまざまなアレンジレシピが載っている。そのまま使うのはもちろん、作ってみたいものがあれこれあった。

初代のパッケージ、懐かしい!
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1963年発売のコーンフレーク!「シスコーン」...
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この記事のライター

市村 幸妙
市村 幸妙

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