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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・神田神保町の中華料理店『新世界菜館』です。

豪華なおかずに思わず“ニヤリ”

明治期、中国人留学生の居住区でもあった神保町には、今も中華料理店が多く軒を連ねる。中でも上海料理を軸にした古株の同店では、シーズンになると自社輸入する質の高い上海蟹を求めてファンが詰めかける。

そんな店の弁当は蓋を開けた瞬間から豪華なおかずの数々に思わずニヤリ。

特製角煮弁当 1940円

『新世界菜館』特製角煮弁当 1940円 角煮の煮汁はあっさりとした醤油ベースで皮付き豚バラの風味を引き立てる。ひと口では頬張り切れない大きなシュウマイにもうれしくなる

まず目に飛び込んでくるのが見事な豚の角煮。下茹でから始まり丁寧に時間と手間をかけたそれは煮汁が沁みて柔らかな口当たりだ。余分な脂を落としているので、このサイズでもペロリと入る。

さらにエビチリ、春巻き、特大シュウマイとスター級のおかずも勢揃いで、これらを肴にまずはビールから始めるのも大いにあり。

【料理長・傅智さんコメント】
「冷菜から点心までほぼ全メニューがテイクアウト可です」

【イートインならこれをぜひ!】上海蟹みそとふかひれのスープ 2200円

『新世界菜館』上海蟹みそとふかひれのスープ 2200円 旬の時期の上海蟹のミソをたっぷり使用。清湯をベースにした上品なスープに風味とコクが溶け合う贅沢な味わいだ
『新世界菜館』

東京・神保町『新世界菜館』

[住所]東京都千代田区神田神保町2-2
[電話]03-3261-4957
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時~22時(21時LO)
[休日]年末年始、GW
[交通]地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A3出口から徒歩1分
[テイクアウト情報]電話予約可、当日注文可、デリバリーなし

▶おとなの週末2024年8月号は「日本の夏、うなぎの夏」

おとなの週末2024年8月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2024年4月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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