京都で癒されるさまざまなイベントも開催
7月1日から、叡山電鉄では鞍馬線市原駅から二ノ瀬駅間「もみじのトンネル」のライトアップを、京都バスでも貴船口駅前から貴船のバスが増便されるなど、参加費無料のイベント「ひかりの京都」が始まる。日没から午後8時ごろまで、夕暮れ時の貴船神社が光に包まれ、七夕飾りのライトアップも8月15日まで開催されている。鮮やかな緑に囲まれた涼やかな貴船もいいが、ミステリアスな闇に包まれていく夜の参拝も風情がある。
謎解きファンならば、今回が第4弾となる周遊型謎解きに参加しよう。こちらも今回は「物知り子天狗と探す 京都の癒しの宝」と癒しがテーマ。東海道新幹線車内からミステリーは始まり、薫習館、新風館、沸光寺、西来院(建仁寺塔頭)などの名所を巡りながら、スマホ片手に謎を解く。条件をクリアできるとご褒美も!このリアル宝探しは2024年9月30日まで参加無料。子供との夏の冒険にもぴったりだ。
CAP7 ミステリアスな東華菜館。古都京都にはさまざまな謎が隠されているのかも!?
サブ
インバウンド客が集中し、ゆっくりと観光できないかと不安に思う人も多いだろう。けれど時間や場所、特別拝観ができるプランなどをスマートに活用すれば問題なし。JR東海のオフィシャルサイトはガイドブック代わりに、ときにトラベルエージェントとして役立つ。まだ出会ったことのない京都、京都ならではのほっとするひとときに癒されに、「そうだ 京都、行こう。」。
文・写真/間庭典子
まにわ・のりこ。東京都杉並区出身。婦人画報社(現ハースト婦人画報社)退社後、米ニューヨークを拠点に活動。帰国後はフリーライターとして情報を発信。全国各地の宿、インテリア誌では200軒以上の住宅を取材するなど、旅芸人なみのフットワークを誇る。仕事柄、ラグジュアリー系リゾート体験も豊富だが、「青春18きっぷ」を使って旅する“18きっぱー”でもあり、JRのほぼ全路線制覇。地の酒、肴を味わえる居酒屋や市場めし、ひなびた湯治場を巡るのも大好き。