鶏もつがとにかくうまい!東京の酒場2選 《覆面調査隊が発見》レバーの食感、旨みを楽しみたい

タンパク質やビタミン、ミネラルなど栄養素が豊富。そして料理は味わい深く、ビールやサワー、ホッピーといったグビっとやりたいお酒との相性が抜群。つまり、夏こそ食べるべきなのがもつ料理なのだ。若き店主の店を中心に、鶏もつの老舗、名店を集めてみました!

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タンパク質やビタミン、ミネラルなど栄養素が豊富。そして料理は味わい深く、ビールやサワー、ホッピーといったグビっとやりたいお酒との相性が抜群。つまり、夏こそ食べるべきなのがもつ料理なのだ。若き店主の店を中心に、東京都内の鶏もつの老舗、名店をご紹介します!

『レバーランド』 @蒲田

絶妙な火入れのレバーつまみで気軽に立ち飲み

蒲田の“最後の楽園”として知られる、ネバーランドならぬ『レバーランド』。蒸し焼きで仕上げる白レバーをはじめ、各種レバー料理を立ち飲みでサクッと楽しめる。

白レバー鉄板焼き 440円、白レバーネギ塩のっけ 440円

『レバーランド』(手前)白レバー鉄板焼き 440円 (奥)白レバーネギ塩のっけ 440円 熱した鉄板皿で提供

名物の白レバー鉄板焼きは、じゅうじゅうという音に食欲が刺激され、まろやかなバター醤油と白レバーのねっとりとした食感の相性のよさに悶絶!続いて、ねぎ塩のっけはごま油の風味が香ばしい和風の味付けで歯触りはプリプリ。

お酒は15種ほど揃う焼酎がおすすめだ。今の時期はソーダ割がおいしいものなど夏らしい銘柄を中心に、巷ではなかなか手に入らないレアものも。一部除外もあるが、立ち飲み価格で1杯500円という太っ腹にも感謝!

『レバーランド』

[住所]東京都大田区西蒲田7-49-12 辻村ビル1階
[電話]03-6715-9618
[営業時間]16時~23時(フード22時LO、ドリンク22時半LO)、土・日・祝13時~
[休日]不定休
[交通]JR京浜東北線蒲田駅西口から徒歩5分

『新宿ニューれば屋』 @新宿三丁目

レバーなどのもつと日本酒、ワインが好きなら絶対満足

レバーの串をひと口食べて驚いた。なんてなめらかな食感なのだろう。ただ半生というワケではない。低温による絶妙な火入れにより、ふっくら焼けているのにトロリとした状態に仕上げているのだ。

もつ煮(とりもつ) 600円、レバパテ(ペースト) 480円

『新宿ニューれば屋』(手前)もつ煮(とりもつ) 600円 (奥)レバパテ(ペースト) 480円 もつ煮は肉の端っこもついていて食べ応えアリ。レバパテはワインのほか、日本酒にも合う

この他、もつ系の串はどれも柔らかな焼き上がりで、塩がバチッと決まっている。串以外も、鶏スープとタレで煮込んだ「もつ煮(とりもつ)」、コショウを利かせた「レバパテ(ペースト)」など、どれも酒をねだる味である。

そうそう、この店は酒も驚愕の品揃え。日本酒は「田酒」や「花邑」、「勝駒」など35種類がどれを飲んでもハーフ(90ml)550円、ちろり(200ml)1100円均一。限定希少酒のレジェンド日本酒も揃うので、ぜひお試しを。

『新宿ニューれば屋』

[住所]東京都新宿区新宿3-8-9 平生ビルディング地下1階
[電話]03-6709-8955
[営業時間]17時~22時、日・祝:16時半~22時
[休日]月
[交通]都営新宿線ほか新宿三丁目駅C5出口目の前(専用階段あり)

撮影/小澤晶子(レバーランド)、鵜沢昭彦(新宿ニューれば屋)、取材/井島加恵(レバーランド)、松田有美(新宿ニューれば屋)

2024年8月号

※2024年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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