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タンドール窯で炊き上げた北インドの味『シャヒ・ダワット』@小川町

目の前に鍋ごと運ばれてきたビリヤニの蓋を開けた瞬間、不思議な香りが鼻先をついた。なんだろうと思ったらローズウォーターとサフランを使っているという。ナプキンで包まれたインドの壺型の鍋の中をかき交ぜると、今度はカレーとスパイスの香りが溢れ出た。

海老と魚ビリヤニ(S) 2420円

『シャヒ・ダワット』海老と魚ビリヤニ(S) 2420円 香り高いビリヤニ

この店のビリヤニは調理法が珍しい。壺のような鍋にカレーとバスマティライスを交互に詰めてアルミホイルでぴっちりと蓋をし、ナンなどを焼くタンドール窯に沈める。直火ではなくゆっくり蒸し炊きにするため米の旨みが引き出されるのだ。

『シャヒ・ダワット』クラシックなインド料理店の佇まい

[住所]東京都千代田区神田錦町2-2-11 田口ビル地下1階
[電話]03-3293-5897
[営業時間]11時~15時 ※土・祝は11時半〜、17時~22時(21時LO)、日:11時半~15時
[休日]無休
[交通]地下鉄都営新宿線ほか小川町駅B7出口から徒歩4分

モダンインディアが繰り出すのは季節のビリヤニ『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』@銀座

伝統的なインド料理をイノベーティブに表現し、食べる人を驚かせてきた『スパイスラボトーキョー』。そのすべてのコースで出すのが人気のビリヤニだ。内容は季節で変わるが、日本の旬の食材を使うことも多いという。

季節のビリヤニ「シグネチャーランチコース」 6500円より

『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』季節のビリヤニ「シグネチャーランチコース」 6500円より ビリヤニはシーズンで変わる。付け合わせのライタの野菜もビリヤニごとに変わる

この日はとうもろこしのピューレも炊きこんだ枝豆ととうもろこし。ふんわり甘い香りとスパイスの出合いは絶妙なマッチングだ。

日本の食材を使う時も軸足はインドにあるが、桜エビやしらすなども使う自由な発想が頼もしい。これからもどんなビリヤニが登場するのかワクワクさせられる。

『SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)』インテリアもスタイリッシュ

[住所]東京都中央区銀座6-4-3 GICROSGINZA GEMS10階
[電話]03-6274-6821
[営業時間]11時半〜15時(14時LO)、17時半〜22時半(21時LO)
[休日]月(月が祝の場合は営業、翌火休)
[交通]地下鉄銀座線ほか銀座駅C3出口から徒歩2分

撮影/西崎進也(ジョニーのビリヤニ、ビリヤニすいさんしつ、SPICE LAB TOKYO)、貝塚隆(シャヒ・ダワット)、取材/岡本ジュン

2024年9月号

※2024年9月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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