館山「白浜屋本店」
ご主人は4代目。大正8年創業の老舗は店構えからして味がある。いただいたのは「地魚寿司ランチ」。江戸時代からの流れを汲むという館山の“いなか寿司”、その特徴はシャリもネタも大きいことだが、酢飯が軽いので割りとパクパクいける。
そしてやはり新鮮な地魚が抜群、旨みを引き出す煮切りの醤油もいい。例えばキンメひとつ食べても、その味の抑揚が別物。この日あった赤背ムロアジもたまらんかったな。本日の地魚にはご主人曰く「出合えたらラッキー」というメイチダイあり、黒アワビも入って大満足だった。
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浜金谷「地魚鮨 船主総本店」...
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