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都内にラーメン店は数知れず。その中から、醤油・塩・味噌・豚骨、それぞれのおいしい店を調査。「東京のうまい「究極の醤油ラーメン」ベスト3…透き通るスープ、ダシ濃厚《亀戸・森下・梅屋敷》で覆面調査」に引き続き、新旧の三ツ星店を一挙にお届けします。五臓六腑にしみわたる一杯をどうぞご賞味あれ。

大山「おさだ」

『支那ソバ おさだ』ワンタンメン

てるてる坊主型のワンタンは、修業先『支那ソバ かづ屋』のトレードマーク。豚の赤身と長ねぎ、玉ねぎ、生姜、調味料を乳化するまで練り上げるところまでは本家譲りだが、「もっとなめらかな、チュルッとした食感にしたい」と、皮は店主好みの薄めに仕立てている。 半数以上がオーダーする一番人気で、ワンタンが5粒ものる。

店主の長田さんは自由が丘の名酒場「金田」出身だ。と聞けば確かな腕と納得だろう。うれしいのはそんな名店仕込みの旬肴はもちろん、家庭的なハムエッグご飯や焼きそばなど身近な味もしっかり揃うこと。

同じ素材でも味付けや調理を変え、なるべく多彩に楽しめるよう工夫しているとか。ちなみに料理を盛る器の多くは陶芸家の姉の作品。卓上での姉弟共演にニッコリ。酒も一段と旨くなる。

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おとなの週末Web編集部
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