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都会にはない、特別な空間で心から寛げる夜を

食後は、ゲストが自由に入れる「ドローイング ルーム」で寛ぐのがおすすめ。本棚には写真集や雑誌などがずらりと並び、読書やボードゲームのほか、気ままに会話を楽しむことができる。

ミーティングやイベント利用もできる「ドローイング ルーム」

気づけば心も身体もとことんリフレッシュし、お腹も満たされた夜。そのまま客室のベッドに倒れこみ、いつになく深い眠りにつく1日の終わりは、語るまでもなく最高の瞬間といえる。実際に、自分も、普段よりも、ぐっすり眠れた。睡眠は平均5時間程度だが、この日は夢も見ずに8時間も眠り続けた。たしかに、目覚めもいつにも増してすっきり。「スリープツーリズム」の効果を実感した。

都会での目まぐるしい日常に疲れたら、良質な眠りに導いてくれる箱根のおこもり宿へぜひ足を運んでみてほしい。

夜の「リビング・ルーム」

■『ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ』
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320
[アクセス]箱根登山ケーブルカー「上強羅駅」から徒歩約5分、箱根登山鉄道「強羅駅」からタクシーで約5分
[送迎]あり(「小田原駅・強羅駅」より)
[料金/1室5万600円~(消費税・サービス料と、入湯税別)

文・写真/中村友美

フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。

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中村友美
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