美味しい海苔の見分け方
焼き海苔は深い緑色、乾海苔はできるだけ黒いものを。いずれも表面に光沢があるものが高級で美味しい海苔の証とされています。
小さな穴や、破れ、欠けがあっても上記のような条件を満たしていれば、味や風味は変わりません。
逆に、贈答品などに使用するわけではないなら「キズ海苔」「はねだし・寿司はね」として安価に販売していることもあるので、おすすめです。
海苔の注目栄養素
少し意外かもしれませんが、海苔にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには強い抗酸化力があるため、生活習慣病の予防には欠かせない栄養素です。
ほかに、海苔の約3分の1は食物繊維といわれるほど食物繊維が豊富な食品です。海苔の食物繊維は水溶性に分類されるため、お腹にやさしいといわれています。食物繊維が多い食品を食べるとお腹がゆるくなりやすいといった人でも安心して食べられる食品です。
ただし、食べすぎればお腹がゆるくなってしまうので、適量(1日あたり全形の焼き海苔で2枚程度/約6g)を食べましょう。
ちなみに、日本人以外は海苔が消化できないという話を耳にしたことがありませんか? 生海苔の成分を分解できる腸内細菌が日本人の腸内にしか存在しないことがその理由とか。
ただしそれは生海苔に限った話。一度火を通した海苔であれば消化することができるそうです。
↑上記にそのほかの「旬食材」をまとめていますので、ぜひご覧ください。