カップケーキとビスケットの店『Fairycake Fair(フェアリーケーキフェア)』は、ネコの鳴き声“ニャン(2)・ニャン(2)・ニャン(2)”にちなんだ2月22日の「猫の日」に向けて、2025年2月3日より全店舗で「ネコの日フェア」を開催している。
※すべて価格は税込み
“ネコノミクス”は2兆円超え! “ネコ吸い”ブームも
2月22日が「猫の日」となったのは、1987年。愛猫家らがつくった「猫の日実行委員会」とペットフード工業会(現:ペットフード協会)によって制定された。近年、日本では空前のネコブーム。猫による経済効果を表すのに“ネコノミクス”という言葉も誕生したほど。経済学者、関西大学の宮本勝浩名誉教授が、2024年の“ネコノミクス”は約2兆4941億円にのぼると発表したことからも、ネコブームの勢いを感じられるだろう。
今年も「猫の日」に合わせて様々な催しが開催されるが、『フェアリーケーキフェア』では、ネコをモチーフにした可愛らしい焼き菓子やチョコレートが勢ぞろいする。ネコ好きの間では『フェアリーケーキフェア』はよく知られており、その理由はヒット商品「Miracle Cat Cookie Tin(“神様のいたずら”ネコクッキー缶)」だ。
2021年に発売されてすぐ大人気となった「Miracle Cat Cookie Tin(“神様のいたずら”ネコクッキー缶)」の詳しい説明は後記の商品紹介に譲るが、この商品はミュージシャン・坂本美雨さんとイラストレーター・前田ひさえさんのコラボレーションによって生まれた。
坂本美雨さんといえば、“ネコ吸い”の第一人者である。“ネコ吸い”とは、ネコの体に人間が顔を埋めて匂いを吸い込む行為。坂本さんは『ネコの吸い方』という本を2014年に執筆し、「”ネコ吸い”とは愛情の交歓行為。歓びを交換し合うこと」と表現している。
その後、今に至るまで“ネコ吸い”にハマる愛猫家が続出。筆者もそのうちのひとりであり、“ネコ吸い”するのだが、もっぱら背中で吸う。憧れはお腹での “ネコ吸い” だが、愛猫は警戒心が強く、お腹を触ろうものならパンチが飛んでくる。いつか、お腹を吸わせてくれる日が来るといいなと寝顔を見つめる日々だ。
閑話休題。『フェアリーケーキフェア』の「ネコの日フェア」に揃う商品を見ていこう。