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メインになり得るほどおいしいサブ料理に仰天

続いて、小ラーメンをチェック。小ラーメンは、醤油と味噌、塩、辛口の四川、味噌四川の5種類から選べるのも魅力。今回はベーシックな醤油ラーメンにした

「小ラーメン(醤油)」。麺は1玉の半分くらいだが、チャーハンにボリュームがあるのでサイズ的にはちょうどよい
「小ラーメン(醤油)」。麺は1玉の半分くらいだが、チャーハンにボリュームがあるのでサイズ的にはちょうどよい

正直、このセットは肉チャーハン玉子のせがメインであり、小ラーメンにはまったく期待していなかった。が、大きなチャーシュー2枚ともやし、水菜とサブメニューにしては豪華すぎる。箸で麺を持ち上げると、ゴマ油の香りに鼻孔をくすぐられた。たまらず麺をすすり込むと、これがめちゃくちゃ旨い!

ふわふわの溶き玉子も入る。麺を絡めて食べるのがオススメ
ふわふわの溶き玉子も入る。麺を絡めて食べるのがオススメ

おや? よく見ると、小ラーメンにも溶き玉子が入っているではないか。溶き玉子と麺を絡めて食すと、玉子に染みたゴマ香るスープの味がふわっと広がる。こりゃたまらん!

「中華サラダ」。ホテルの中華レストランで前菜として出されても違和感がないほどおいしい
「中華サラダ」。ホテルの中華レストランで前菜として出されても違和感がないほどおいしい

いちばん驚いたのは、ガラスの器に盛られた「中華サラダ」。いや、いや、これは中華サラダなどという軽薄なものではない。春雨がベースになっているのでサラダということだろうが、味付けが絶妙なのだ。

四川料理の麻(マー)と辣(ラー)、すなわち山椒の痺れと唐辛子の刺激が味わえるのである。もはや完全に町中華のレベルを超えている。筆者はこれをチャーハンの上にのせて食べた。これがまた旨い!

キンキンに冷えたウーロン茶で締めくくる
キンキンに冷えたウーロン茶で締めくくる

ピリ辛の中華サラダを食べたらじんわりと汗をかいてしまった。キンキンに冷えたウーロン茶が付くのはクールダウンするためなのか。これが計算づくだったとしたら店主は天才だ。まったくもう、どれだけレベルが高いチャーラーなんだ。満足度はハンパない。自宅から近いことだし、リピートは決定である。

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取材・撮影/永谷正樹

1969年愛知県生まれ。株式会社つむぐ代表。カメラマン兼ライターとして東海地方の食の情報を雑誌やwebメディアなどで発信。「チャーラー祭り」など食による地域活性化プロジェクトも手掛けている。

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永谷正樹
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