1950年にオープンした「大井競馬場」は2025年で75周年を迎えたが、その間様々な進化を遂げてきた。今回は競馬を観戦しながらゆったりと食事を楽しめるレストラン「ダイアモンドターン」をご紹介しよう。平日の夜を実に楽しく過ごすことができるぞ。
レストラン「ダイアモンドターン」から見える素晴らしい景色
75年の歴史を誇る大井競馬場内に作られた「ダイアモンドターン」は、2001年6月に日本初の競馬観戦型レストランとして4号スタンドの4階にオープンした。その特徴は、どの席からも快適に競馬を楽しみながら食事ができることだ。
店内に入ると、その広さとシートのバラエティの多さに驚かされる。一般的な4名程度の通常の席を基本とするならば、ほかに小テーブルの2名の席も用意される。9卓あるカップルシートは横並びの配置で、コースがよく見えるポジションに加え、ウェルカムドリンクなどのサービスも提供される。
1人で競馬に集中したい人のための1名席も豊富にある。取材日に見かけた皆様は原稿厳しくコースやモニターを眺めていた。
6名や12名といった大人数に対応する席もあるから、仲間を誘い合ってイベントを開催するのもよさそうだ。席を予約すればシートは営業時間内自由に利用できるので、バラバラに集合、解散することもできる。
20名以上に対応でき、周囲に仕切りのあるパーティルームも便利そうだ。
「東急ホテルズ」監修のビュッフェを食べ放題で楽しむ
レストランで提供されるメニューは、「東急ホテルズ」監修とのことで、様々なお客さんの好みに合うように、実にバラエティ豊か。食べるためだけに来ても満足できるはずだ。ジャンルも中華に和風、洋風と実にバラエティ豊か。揚げ物や焼売、キッシュといった具合である。
またビュッフェのカウンターでは時間によって違ったメニューが提供される。取材時は最初に焼きたてのピザが提供され、その後ローストビーフに切り替わるなど、長時間の滞在でも飽きない工夫がされている。
また定番のカレーやお蕎麦などもあるのがうれしい。ほおばりながら予想に集中できるサンドウィッチなども人気のようだ。個人的にはサラダに限らず野菜のメニューが多かったのがうれしかった。「油物はちょっと」というような女性客でも満足だろう。
バーカウンターも実に充実しており、お客さんの要望に応えてくれる。また提供メニューは限られるものの、飲み放題のプランも用意されている。ハイボールやワインもあるから、ゆっくり飲みたい人にはオススメだ。
焼きたてのピザとビールの組み合わせは、幸せ過ぎるものだった。お酒のおかわりについては、バーカウンターまで行かなくても空のグラスをお店のスタッフがチェックしてくれて、すぐにオーダーを取ってくれるなど至れり尽くせりである。
ちなみにソフトドリンクは飲み放題。
デザートの種類も豊富で、お子様連れでもなんの問題もないだろう。程よい甘さでついつい食べ過ぎちゃうほど。