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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・門前仲町のパンの店『たむらパン』です。

パンとアートへの愛がギュッと凝縮

個性的な店ほどクセになるもの。ここもまたそんなオーラが強くて、カウンター風に並べられた古い木製のデスク、アーティストの作品が並ぶ壁ギャラリーなど、田村夫妻の“好き”があちこちに散りばめられている。まるで何かの工房にお邪魔した気分になってくる。事実、奥ではせっせとパンが作られているのだから工房には違いないけれど……。

パンを焼くのはご主人の田村裕二さんだ。かの名店『シニフィアン・シニフィエ』からの独立とあって、世のパン好きに絶大な人気を誇る。なんたって朝から行列ができるほどだ。でも大丈夫、パン飲みは販売のピークが去った15時からスタートなので、落ち着いて飲める。

パン盛り合わせ 1000円、グラスワイン 900円~

『たむらパン』(手前)パン盛り合わせ 1000円 (ドリンク)グラスワイン 900円~ その日のパンがちょっとずつ食べられるのもうれしい。真紀子さんが作るサンドイッチのフィリングやサラダなどが盛り合わせに

つまみは「パン盛り合わせ」ただひとつだけ。でもそれが最強の酒泥棒だったりする。パン飲み担当は真紀子夫人で、数種類のパンとお惣菜やペーストなどをひと皿にぎっしりと盛り合わせてくれる。

お酒はビールやハイボール、北海道のワイン。そして陽気な真紀子夫人のトークがまた最高の酒のアテになって、ついつい「おかわり」と長居をしてしまうのであった。

『たむらパン』(左)店主 田村裕二さん (右)真紀子さん

店主:田村裕二さん、真紀子さん「パンのおかわりもOK、甘いの多めとかのリクエストも大丈夫ですよ!」

『たむらパン』こじんまりとしたスペース。次々と顔出すおひとり様のご近所さんも多い

門前仲町『たむらパン』

[店名]『たむらパン』
[住所]東京都江東区牡丹3-9-1第一グリーンハイツ101
[電話]03-6458-5022
[営業時間]パン販売:7時半~売り切れ次第終了、パン飲み:15時~22時
[休日]水・木
[交通]地下鉄東西線ほか門前仲町駅A2出口から徒歩4分

※画像ギャラリーでは、北海道産の注目のワインの画像がご覧いただけます。

■おとなの週末2025年8月号は「キリッと旨い!夏こそ、焼酎

撮影/松永直子、取材/岡本ジュン
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年4月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「貝、イカ、ソーセージ…意外と多い「魚介パン」 約130軒を食べ歩いて見つけた激推し4選」では、 『おとなの週末』スタッフたちが「魚介系のパン」が食べたいとなったら真っ先に思い付くパン屋さんを集めました。

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おとなの週末Web編集部
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