街と共に歴史を重ねる老舗画材店が営む喫茶発のイタリアン『トラットリアレモン』@御茶ノ水
歴史ある店はそこに存在するだけで特別な風情を感じさせるもの。御茶ノ水の街と共に歩んできたこの店もそう。始まりは喫茶店。大正創業の画材店『レモン画翠』に併設していた喫茶の支店として昭和43年に開店し、昭和62年のビル建て替えを機に現在のイタリアンになったとか。
素材を生かした料理には店名にちなんでレモンを使う味がいくつかあり、人気はレモンクリームソースのスパゲッティ。
野菜のレモンクリームソーススパゲッティ1600円(昼)

瀬戸内産の無農薬レモンの果汁と皮が入るソースは生クリームのコクの奥から柑橘の香りが駆け抜け、爽やかな余韻にうっとりだ。
5年前に復刻した「レモンパイ」など喫茶時代の名作も評判。自然をテーマに工芸家が手掛けた内装もつくろげる。
[店名]『トラットリアレモン』
[住所]東京都千代田区神田駿河台1-5-5レモンパートllビル1階
[電話]03-3295-0430
[営業時間]11時~16時(15時LO)※ティータイムは14時~、17時半~22時(21時LO)
[休日]日
[交通]JR中央線ほか御茶ノ水駅御茶ノ水橋口から徒歩5分