私が知っているお粥と違う!新しい感覚の「めし粥」
パッケージにある「おかずをのせる」とは?お粥とおかずという組み合わせに疑問を抱きながら開けてみると、裏蓋に並んだおかずの精鋭たちと粒感のある中身に驚きました。この粒たちは溶けるのか……と思いつつ、お湯を注ぎます。
お湯を注いでから5分待ち、軽く混ぜて完成。ほぼ待っているだけだったので、平日の忙しい朝でも簡単に作ることができました。お粥を普通に作ろうと思うと、時間がかかるものなので、手軽に時短で作れるのは嬉しいポイントです。
食べてみると、お粥らしいトロリとした質感はあるもののお米の粒感が残っており、しっかりとした食べ応えがあります。味わいは、ほんのり甘みを感じますが、味付けはされておらず、かなりさっぱりとしています。パッケージに書かれているように「おかずをのせる」のに適していると感じました。
これは何か合わせてみねばと、ドン・キホーテで売っている「荒ほぐし鮭フレーク 辛子明太風味」をのせると、これが旨い。明太子のピリ辛な味わいと米の粒感に手が進みます。鮭にのっている油をお粥のトロリとした質感が包んでくれるため白米の上にのせるよりも、食べ疲れしません。
裏蓋に書かれていた「こってり、あっさりなんでもござれ。」とはこのことか……。「めし粥」が主役なのではなく、おかずを引き立たせて、より美味しく食べるためにあるのだと思いました。色んなおかずと合わせてみたくなりました!
1食で95 kcalと、茶碗1杯分の白米(150g/約234kcal)のカロリーの半分以下になっているため、白米と置き換えて、秋の味覚をおかずに楽しむのもいいかもしれません。ヘルシーなので、心置きなく食べられます。
お粥とも白米とも違い、それぞれの良さを生かした「めし粥」。筆者のように、疲れた胃を労わるためも良し、ダイエットのため白米の置き換えとしても良し、風邪をひいたときの食事としても良しと、汎用性が高い商品でした。
皆さんもスーパーやコンビニで見かけたら、買ってみてはいかがでしょうか。ストックしておいても便利かも。
文・写真/高木早稀





