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2列目シートに工夫あり!!

人にやさしい設計がノアの真骨頂で、フロントドアのステップ高が335mmと低く乗り込みやすいというのもミニバンとしては大きなセールスポイントだった。室内での特筆は、1列目、2列目、3列目シートのすべてがシートスライドする点だ。跳ね上げタイプの3列目シートがスライドするのはポイントが高かった。

シートレイアウトは、2×2×3の7人乗りと2×3×3の8人乗り。7人乗りはキャプテンシートで快適な座り心地。

8人乗りはフルフラットにできるため需要があった

一方8人乗りの2列目シートはセンター部分に工夫が凝らされていて、テーブルとして使用することもできたし、跳ね上げることによって収納も可能。この2列目シートによって、8人乗りながらウォークスルーも可能になっていた。つまりノアは7人乗り、8人乗りともウォークスルーが可能だった。今では大したセールスポイントにならないウォークスルーだが、当時はミニバンにはなくてはならないものだったのだ。

シートアレンジも多彩で、回転対座、フルフラット、荷物積載モードなどなど至れり尽くせり。現在のミニバンは快適性、豪華さを競う傾向にあるが、当時のミニバンは多機能が一番偉かった!!

1~3列のすべてでシートスライド機構が付いていたのは画期的だった

静粛性はクラストップレベル

ノアのエンジンは130ps/18.5kgmをマークする2L、直4DOHCのみで、商用車には2.2L、直4SOHCディーゼルターボが搭載されていた。先代の運転席下にエンジンを搭載したワゴンに比べると、ボンネット下にエンジンが搭載されることにより静粛性が格段に向上。これは家族が使うミニバンとしてユーザーの満足度も高かった。

駆動方式は商用車がベースということもあり後輪駆動(FR)。サスペンションは商用車とは差別化され、ハンドリング、乗り心地とも乗用車ライクに仕上げられていたが、乗用車専用設計のステップワゴンにはかなわなかった。

実際にドライビングポジションは商用車の面影を残していて、ステアリングが若干外側にオフセット。運転していても少々違和感がありユーザーの残念ポイントだった。

タウンエースノアはステアリングが若干オフセットして商用車的だった

安全面で大きく進化

タウンエースノア、ライトエースノアがデビューした頃は、日本車の安全性能が飛躍的に進化した時だ。それは1994年4月以降に製造された新型車について、前面衝突試験が義務化され、1995年には日本でも自動車アセスメント(JNCAP)がスタートした。

そんな背景もあり、タウンエースノア/ライトエースノアには当時のトヨタの安全ボディであるGOA(衝撃吸収ボディ・高強度キャビン)が採用された。1BOXボディは安全面に不安を抱えていたが、厳しい欧州の基準もクリアして安全面で大進化を遂げた。

安全装備ではデュアルSRSエアバッグを全車に標準装備。今では当たり前の最低限の装備もノアがデビューした当時はセールスポイントとなった。

3列目シートは跳ね上げタイプで広いラゲッジに返信
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キャラクターはNOA君
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市原 信幸
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