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昭和に活躍していたスイングカランを使い、炭酸の爽快感あふれる生ビールを飲ませてくれる店が広島県にあるという。マスターの重富寛さんにスイングカランの魅力、爽快感あるビールの未来について話を伺った。

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喉を駆け抜けていく旨いを超えた爽快感が、みんなに笑顔をもたらす『ビールスタンド重富』

苦味、甘み、コク、そして未体験の炭酸感が絶品!

広島市銀山町。夜ともなると酔客でにぎわう繁華街の片隅に『ビールスタンド重富』はある。

オーナーは重富寛さん。14年前、祖父の時代から続く酒屋の一角に店を開いた。15人も入れば一杯となる6坪の立ち飲み店。提供するのはマルエフビールのみ。ひとり2杯まで。しかし最大の特徴は、祖父の時代に使っていたビールサーバーを再現したスイングカランで注ぐことだ。

『ビールスタンド重富』

「今のサーバーに対し、昔のスイングカランは4倍多くビールが出るんです」。

さっそく一度で注いだビールをひと口飲んでみる。口の中で炭酸が勢いよく弾け、そのまま食道から胃袋へシュパシュパしながらビールが移動しているのがわかるくらいだ。

一度つぎ750円

『ビールスタンド重富』一度つぎ 750円 スイングカランを使い、一度で注ぐ「一度つぎ」

苦味とその奥にある甘みをたたえた一杯はため息が出るくらいおいしい。が、何より炭酸の気持ちよさときたら、「炭酸の踊り食いか?」と思うほどで、これまでにない快感なのだ。

「おいしいより『気持ちいい』と喜んでもらえるのが一番嬉しい」。

試飲の感想に、重富さんはしてやったりと笑みを浮かべた。

「スイングカランが活躍していたのは、みんなが楽しくビールを飲んでいた昭和のこと。この気持ちいいビールでみんなが笑顔になり、またあの頃の元気を日本中に取り戻してもらいたいんです」。

異議なしっ、飲みましょう!

『ビールスタンド重富』マスター:重富寛さん

『ビールスタンド重富』マスター:重富寛さん

しげとみ・ゆたか/1962年、広島生まれ。ときにビールへの思いを茶道になぞらえ、哲学を交えながらユーモラスに語る。その話目当ての常連も多い。サーバーは、昭和の氷式冷蔵庫を改造したものを使用。

『ビールスタンド重富』@広島

『ビールスタンド重富』広島市銀山町に本店があり、重富さんが注いでいるのはこちらの店舗。上記の4種のほか、現代のサーバーで液体を、泡をスイングカランでという「シャープつぎ」の5種を用意

[店名]『ビールスタンド重富』
[住所]広島県広島市中区銀山町10-12
[電話]050-3635-4147
[営業時間]17時〜19時
[休日]日・祝
[交通]広島電鉄市内線銀山町駅から徒歩5分

『ビールスタンド重富ekie』@広島

『ビールスタンド重富ekie』こちらは重富さんの元で修業を積んだお弟子さんが注ぐ。上記の4種のほか、現代のサーバーで液体を、泡をスイングカランでという「シャープつぎ」の5種を用意。「ミルコ」もあり6種を揃え、周囲の惣菜店で購入したフードの持ち込み可。1杯700円での提供となっている

[店名]『ビールスタンド重富ekie』
[住所]広島県広島市南区松原町(広島駅新幹線口1階)ekieキッチン
[電話]082-569-5610
[営業時間]10時〜21時(20時45分LO)
[休日]無休
[交通]JR広島駅北口からすぐ

撮影/浅沼ノア、取材/編集部

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、”気持ちいい”ビールの画像をご覧いただけます

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『おとなの週末』編集部
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