×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

1000円の壁も今や昔 1杯1500円が当たり前の時代に

田中:良店が増えていく一方で、価格の方も急上昇……。まあ、このご時世ですから仕方ありませんが、“1000円の壁”なんて言われていたのも今や昔。今ではデフォルトでも1500~1600円することもザラなので、ハシゴをすると1日5000円ぐらいすぐに飛んでいってしまいます。

一同:なるなる(苦笑)!

尾瀬:ちゃん系(※)ラーメンの人気が高まっている理由が分かりますよね。安くて、ボリュームたっぷり。味も分かりやすくて、旨い。家系の人気も未だ衰えずですが、ちゃん系もこれからますます市民権を得ていくのかなと思っています。

田中:商品の価格が上がっている分、ブランディングに力を入れるお店も増えてきましたよね。今期は特に、個性的、特徴的なメニューを出しているところが多かったなぁ。注文の度に目の前で極太麺を手切りする『麦と手』や、シューシュー音を立てる圧力鍋で麺を茹でる『松尾製麦』 のように、「こうしたら話題になる」という“見せ方”まで意識しているのだと思います。

『麦と手』うどん用の機械で生地を練り、注文の度に手切りする極太麺。手揉みを加えることで、さらなるインパクトを演出
『松尾製麦』圧力鍋で茹でた麺を冷水で洗って締めた後に、再び熱湯で茹で上げることで、独特の食感とコシを生み出している

尾瀬:もうあざといぐらいに(笑)。

田中:もちろん単なるパフォーマンスではなく、土台となる技術があってこそのものではあるのですが、作る工程も商品価値の一部になるよう“見せて”いるのでしょうね。

(※ちゃん系とは、『神田ちえちゃんラーメン』『新橋ニューともちん』などに代表されるラーメン店の一群。店名に「ちゃん」や「ちん」が付く店が多い)

「第27回TRYラーメン大賞」は10月22日発売

最新刊『第27回 業界最高権威 TRYラーメン大賞2026-2027』(講談社)は2026年10月22日発売。審査員が1年をかけて厳選・審査した全262杯が掲載されている。また、TRY審査員が全国各地で出合った「心に残る一杯」を紹介している『TRYラーメン大賞全国版 審査員の心に残る最高の一杯 129』(講談社)も大好評発売中。

『第27回 業界最高権威 TRYラーメン大賞2026-2027』
『TRYラーメン大賞全国版 審査員の心に残る最高の一杯 129』
icon-gallery
icon-prev 1 2
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

『おとなの週末』Web編集部
『おとなの週末』Web編集部

『おとなの週末』Web編集部

「Premium YEBISU × 飯田商店 SPECIAL COLLABORATION 2026」イベント関連の詳細はこちら

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。2026年10月15日発売の11月号では、「お…