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航空機のご利用はどのように行われているのか

航空機も鉄道同様に、厳格なルールのもとで利用されている。両陛下の場合は、政府専用機またはチャーター機(特別機)を使用し、秋篠宮皇嗣同妃両殿下は国内移動の場合、民間機(通常フライト)を必要な座席数だけ借り上げ、外国ご訪問の際は政府専用機をご利用になる。親王殿下、内親王殿下の場合は、民間機(通常フライト)を必要な座席数だけ借り上げ、これは宮家の方々も同じスタイルを踏襲される。

航空券の手配や支払い等も、鉄道利用と同様に皇室側で負担する。政府専用機は国費で賄われるが、民間のチャーター機の場合は、入札または随意契約によって料金が決まり、座席借り上げの場合は、特定の旅行会社を通じて購入しているという。当然、マイルなどの特典付与はないと聞く。

海外ご訪問(ベルギー・オランダ)のため、政府専用機にご搭乗される天皇、皇后両陛下=2026年6月13日、大田区羽田空港

2026年(10月まで)の搭乗履歴

天皇、皇后両陛下は、この10月までの間に政府専用機(片道を1回としてカウント)に2回、民間の特別機へ8回搭乗された。愛子さまは、民間機の利用が4回だった。

秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、政府専用機4回(2度の海外ご訪問)と民間機12回だった。秋篠宮皇嗣殿下おひと方では民間機4回、秋篠宮皇嗣妃殿下は民間機4回、佳子さまが民間機6回、悠仁さまが民間機4回と、合計で秋篠宮家として34回のご搭乗があった。宮家の方々は、合計で60回を超えていた。こうした数字からも、多くのご公務をこなされていることが伺える。

2027年も4大行幸啓をはじめとする、たくさんのご公務が控えているであろう皇室の方々。はたして今年を上回る回数に乗車、搭乗されるのだろうか。

フェルメール展開会式御臨席のため大阪国際空港に到着された愛子さま=2026年8月20日、豊中市蛍池西町
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文・写真/工藤直通

くどう・なおみち。日本地方新聞協会皇室担当写真記者。1970年、東京都生まれ。10歳から始めた鉄道写真をきっかけに、中学生の頃より特別列車(お召列車)の撮影を通じて皇室に関心をもつようになる。高校在学中から出版業に携わり、以降、乗り物を通じた皇室取材を重ねる。著書に「天皇陛下と皇族方と乗り物と」(講談社ビーシー/講談社)、「天皇陛下と鉄道」(交通新聞社)など。

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