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食用コオロギで「クッキー」と「クランチ」 宮澤エマさん「すっごくおいしい!」 “コオロギせんべい”の「グリラス」が新たに開発

食用コオロギで「クッキー」と「クランチ」 宮澤エマさん「すっごくおいしい!」 “コオロギせんべい”の「グリラス」が新たに開発

“コオロギせんべい”で知られる徳島大学発フードテックベンチャーの株式会社グリラスが食用コオロギパウダーを使った新たなお菓子を開発しました。発売前日の6月3日、東京都内で開かれた発表会で試食した女優の宮澤エマさんが「すっごくおいしい!」と思わず声を上げるほどの自信作です。

perm_media 《画像ギャラリー》食用コオロギで「クッキー」と「クランチ」 宮澤エマさん「すっごくおいしい!」 “コオロギせんべい”の「グリラス」が新たに開発の画像をチェック! navigate_next

自社ブランド「C.TRIA(シートリア)」の第1弾 コオロギのタンパク質で人類の課題解決

「C.TRIA Cookie(シートリアクッキー)」(右)と「C.TRIA Crunch(シートリアクランチ)」

グリラス(徳島県鳴門市)が4日から自社のECサイトで販売するのは、「C.TRIA Cookie(シートリアクッキー)」と「C.TRIA Crunch(シートリアクランチ)」。クッキーは8枚入り780円(税込み)、16枚入り1290円(同)で、チョコ味のクランチは10個入り980円(同)です。いずれも箱入りで、クッキーには、「ココア」と「ハーブ&ガーリック」の2種類の味が楽しめます。多くの人に試していただきたいとの思いから、今回の商品は、日本国内向けの配送料が無料です。

商品名に付いた「C.TRIA」とは、今回立ち上げたグリラスの自社ブランド。「Circulated Cultured Cricket」(循環型に養殖されたコオロギ)から、頭文字のCを3つ(TRIA)取って、名付けられました。グリラスによると、食べられるのに捨てられてしまう食品(フードロス)で育てられた「コオロギを介して新たなタンパク質を生み出す、そんな循環型のフードサイクルを創り出すことで、我々が直面している食料危機や環境問題に立ち向かいたい」という想いをブランド名に込めたといいます。

持続可能な未来の循環食「サーキュラーフード」を提供

グリラス代表取締役CEOの渡邉崇人さん

グリラスは、徳島大学で四半世紀以上続くコオロギ研究をもとに、2019年に設立されたベンチャー企業です。食用コオロギを用いた食品の製造・販売などを手掛け、20年5月には無印良品と共同開発した「コオロギせんべい」を発売し、大きな話題となりました

徳島大学バイオイノベーション研究所の助教で、グリラス代表取締役CEOの渡邉崇人さんは発表会で、グリラスが解決したい社会課題として2つの問題を挙げました。ひとつは、人口増によってタンパク質需要を満たせない「タンパク質の危機」、もうひとつは「フードロスの問題」です。

食料不足や栄養不足が叫ばれている一方で、多くの国々でフードロスが大量に発生している―――。そんな相反する課題の解決策として注目したのが、フードロスで育てたコオロギをタンパク源として活用することでした。社名のグリラスは、コオロギの学名です

渡邉さんは「(コオロギを通して)循環型のタンパク質生産の体制を構築していきたい」とし、「未来の新たな循環型の食品“サーキュラーフード”として、世の中に浸透させていきたい」などと力を込めました。

宮澤エマさん「おいしい!」と満面の笑み 「香ばしさ」が魅力

試食して「すっごくおいしい!」と感想を語る宮澤エマさん

発表会では、昆虫食を食べた経験があるという女優の宮澤エマさんや、コオロギで出汁をとった「コオロギラーメン」で知られる東京・日本橋馬喰町のレストラン「ANTCICADA」創業者で昆虫食歴23年という篠原祐太さんらによるトークセッションも行われました。

トークセッション中に試食した宮澤さんは、ハーブ&ガーリックのクッキーをかじると、「おいしい、おいしい~」と満面の笑み。「すっごくおいしいクッキーです。ハーブの香りが鼻を抜けておいしいです。塩味もあるので、お酒に合わせるといいおつまみになりそうな感じです。香ばしさもあって、コオロギの粉末が入っていると言われなければ、絶対にわからないと思います」。渡邉さんによると、「我々のコオロギは焼くと香ばしい香りがたつんです。より(クッキーに)マッチします」とのことでした。

クランチについては、「おいしい!鼻から抜ける香ばしさ。これがコオロギらしさなのかな。普通のチョコレートクランチと違う香りの高さを感じます」と高評価。「食感も楽しいので、お子様も好きだと思いますし、チョコレートが甘過ぎないので、大人の方にも食後のデザートとかにピッタリですね」と終始笑顔を見せていました。

最後に感想を聞かれた宮澤さんは、「本当においしかったです。びっくりしました」とニッコリ。「自分が消費者になることによって、微々たるものかもしれないけど、(環境問題、食料難、フードロスに)貢献することができる。昆虫食の未来というとこれまでは漠然と他人事だったけど、美味しいと実感できると、急に自分事になりました。普通にコオロギを使った商品が、コンビニやスーパー、レストラン、ファストフード(のお店)で、オプションとして普通になっていく未来がそう遠くないなと感じました」と、味に満足した様子でした。

「タンパク質含有量が40%」 未来を実感させる新しいお菓子

左から、トークセッションに参加した宮澤エマさん、渡邉崇人さん、篠原祐太さん

発表会では、報道陣にも試食の機会がありました。ハーブ&クッキーは、宮澤さんの言うように、塩味がほどよく効いて、これはビールに合うと思いました。ハーブの香りも魅力です。

ココアは、やわらかい食感で、甘さもほどほど。あっさりしていて、何枚でも食べられる感じです。

クランチは、サクサク感があって、これも香ばしさが特徴です。うん、美味しい!!

どの商品も、渡邉さんによると、タンパク質はもとより、ビタミン類も豊富とのことです。特にクランチは、大豆パフと組み合わせることで、タンパク質含有量が約40%という高さを実現しています。栄養豊富で、何よりも、美味しい。確かに、未来を実感させるお菓子です。

撮影・文/堀晃和

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
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