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肉通にはホンマたまらんで……。 立ちあがる炎が表面を一瞬にして焦がし、薪焼きの薫香がすっと鼻を通る。それでいて薪焼きは旨味を凝縮するという。 焼いていたメニューは名物の「国産Tボーンステーキ600g」(7800円)だ。

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この旨さは反則や! 薪焼きのTボーンステーキとクラフトビールの相性に悶絶

肉通にはホンマたまらんで……。
厨房を見ていると薪の炎で肉の塊を次々と焼き上げでいく。
立ちあがる炎が表面を一瞬にして焦がし、薪焼きの薫香がすっと鼻を通る。
それでいて薪焼きは旨味を凝縮するという。

「薪焼きは近火。炭火と違って遠火ではないんです。
薪には水分が含まれているので大きく燃え上がった炎でさっと炙るように焼いていくんです」
(スタッフ)
大阪は梅田の堂山町の「クラフトビアハウス バレル」を訪れると、慣れた手つきで調理するスタッフはこう説明する。
焼いていたメニューは名物の「国産Tボーンステーキ600g」(7800円)だ。

フィレとサーロインを一度に食して、肉通ならぜひとも頼みたい一品。
しかも、この大きさでもペロリと食べられる。

こうなると箸は止まらない。
追加で「薪焼きローストビーフ300g」(4200円)を注文。
美しさもあるこの赤身にナイフを入れると肉汁が滴り、焼いた直後が想像を絶する旨さや!

薪焼きも然ることながら、同店の屋号とおりクラフトビールもイチオシ。
「ペアリングセット」(1280円)は、クラフトビール3種とそれにマッチした料理がセットされた飲み比べメニューとなっている。
ルビー色が特徴のジャズベリーはモッツァレラと生ハム。
黒ビールのアフターダークはフォアグラのキャラメリゼ。ゆずや山椒などユニークな和素材を使ったデイドリームはいわしの燻製とペアペアリング。
なるほど、見事な組み合わせやないかーい!

なかでも予想外にド肝を抜かれたのが「スパイシーキーマポテトサラダ」(500円)だった。
スパイシーに炒めたミンチ肉とポテト、卵黄のトリプルコラボレーションは調和がとれて、かつ1人1皿でも平気で食せる創作料理に仕上げている。
こんな旨い料理、誰が考えたんや。

思い出しながら原稿を打っているだけで腹がぐるぐる鳴る。
再訪の時が来たようだ……。

■『クラフトビアハウス バレル』
[住所]大阪市北区堂山町16-14
[TEL]06-6360-6011
[営業時間]日曜日~木曜日:11時半~23時、金曜日・土曜日・祝日前日:11時半~23時半
[定休日]無休

加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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