マツコ・デラックスさんがMCを務める人気番組『マツコの知らない世界』(TBS系、火曜午後8時57分~)は、いろんなジャンルのゲストを招き、軽妙なやり取りとともに、ゲストの得意分野を深く掘り下げて紹介する内容が魅力です。今夜7月18日の放送では、「クラフトビールの世界」が取り上げられます。『おとなの週末Web』でも、これまでにいろんな「クラフトビール」を紹介してきました。ダイジェストの記事で、おススメ情報を振り返ります。
クラフトビールの街・浜松
目指すは沼津市。ベアードビールをはじめ、ブルワリーを5軒有するクラフトビールの街だ。降り立った沼津駅には徒歩すぐの距離に2軒のブルワリー直営店があったのだった。
静岡市での出張前日、僕は沼津にいた。ずっと行きたかった「リパブリュー」のタップルームへ行くため、前乗りしたのだ。
せっかくならと、他にもブルワリーがないかと探してみたら、「マスターズブルーイング」というブルワリーを発見。2022年11月に誕生したばかりだそう。
この2軒の共通点は、どちらも沼津駅南口からすぐの位置にあること。アクセス至便なのだ。20分ほど歩けば、「沼津クラフト」のテイスティングルームもあるのだが、すでに閉店(18時まで)だったため、こちらは断念。
まず向かったのが「マスターズブルーイング」。『2階のビアパブ』という店名の通り、2階がビアパブになっていて、1階はビールの醸造所だ。
海が近いからかなんとなくリゾートチックな店内。ビールを飲むぞ! と気分が高まる。
さて、何を飲むか。ひとりで行くと、飲める量に限界がある。少しでも多くのビールを飲みたいと思っていたら、あるぞ! 「自社ビール飲み比べセット3種」(1000円)。
選んだのは「HAZYマスターズIPA」、「PUNKマスターズIPA」、「紅富士HAZY IPA」。まず「HAZYマスターズIPA」。濁りはそれでも強くなく、苦みも控えめ。華やかな香りを感じながら、さらりと飲める。
・沼津駅南口でクラフトビール店をはしご酒! 出張・観光時にチェックしておきたい2軒
https://otonano-shumatsu.com/articles/306197
“グルメスタジアム”に登場した傑作IPA
埼玉西武ライオンズの本拠地ベルーナドーム(埼玉県所沢市)は、野球観戦とともに多種多様なグルメを楽しめる「12球団最大級の店舗数」という“グルメスタジアム”としても有名です。カフェから本格的なレストランまで、提供される「食」の数々は“獅子まんま”の愛称でファンにはおなじみの存在。そんなライオンズグルメに3月24日、新たなメニューが仲間入りしました。IPAというビアスタイル(ビールの種類)の傑作「PUNK IPA」で知られ、世界中で愛される英国発の人気クラフトビール「BREWDOG(ブリュードッグ)」です。野球場への出店は、ベルーナドームが世界初。球場で飲むクラフトビールの味と感動をリポートします。
約70店舗、メニューは1000種類以上。ベルーナドームは、「食でも楽しんでいただく!」として、球場内のグルメにも力を入れてきた“グルメスタジアム”の側面を持ちます。「カジュアルなファストフードやこだわりの一品、多種多様なビールやカクテル、そしてゆったりとくつろげるカフェから本格的なレストランに至るまで、さまざまなジャンルやシーンでの『グルメ体験』をご用意」(ライオンズグルメHPより)。その内容は、国内プロ野球「12球団最大級の店舗数」という充実ぶりです。そんな数々のライオンズグルメのことを、ファンたちは「獅子まんま」の愛称で呼び、ベルーナドームでの観戦時の大きな楽しみとしてきました。
ベルーナドーム関係者の「食」に対する思い入れは、半端ではありません。ソイミート(大豆肉)などヴィーガン(完全菜食主義者)にも対応した店もあるほど。同時に、球場での観戦には付きもののビールにもこだわってきました。
埼玉西武ライオンズの荒木浩基営業部長は「野球観戦とビールは、切っても切れない関係」と、ビールに力を注ぐ理由を説明します。特に、過去には知る人ぞ知るアメリカのクラフトビールをドラフト(樽生)で提供するなど、「新たな観戦価値を提供する」(荒木部長)として2016年からは海外のビールも積極的に扱ってきました。
そんな経緯を経て、今回初めて登場するのが、世界約60カ国で展開する英国発の人気クラフトビール「BREWDOG(ブリュードッグ)」です。もちろん「樽生」で楽しめます。
・西武ライオンズの本拠地は“グルメスタジアム” ベルーナドームに英国発人気クラフトビールが世界初登場 IPA好きにはたまらない「BREWDOG(ブリュードッグ)」
https://otonano-shumatsu.com/articles/303179