日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
難易度:★★★★★
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:コイ
驚く人もいるかと思いますが、コイは鯉という漢字表記のほかに、六六魚というユニークな表記もあるのです。正式な読み方は「ロクロクギョ」なので異名ということになりますが、当て字で「コイ」と読まれることもあります。
この表記は、ウロコの並び方に由来しているといわれています。コイの体の側面には約36枚のウロコが一列に並んでいることから「6×6=36」ということで、六六魚という漢字が当てられたとか。
また、六六鱗(ロクロクリン・リクリクリン)、三十六鱗(サンジュウロクリン)などと表記されることもあります。
ちなみに、諸説ありますが、お馴染みの「鯉」という漢字もウロコに由来しています。つくりの里にはうろこや筋という意味があり、ウロコが発達していて筋目がくっきりしていることから、鯉という漢字が当てられたとか。
コイはウロコが柔らかく、うま煮などにすると美味しくいただけます。
【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!
【鯉:関連記事】東京23区内の “湧水”3選 こんこんと湧き出る水でのんびり涼む