全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・早稲田の老舗洋食店『キッチン南国』です。
復活した老舗洋食で風情と味を守り続ける
場所は早大南門から目と鼻の先。元学生ならこう思うかもしれない。“南国ではなく南海では?”
そう、2022年に約50年続いた歴史に一旦幕を下ろしたものの、すぐさま同じ商店会メンバーの石井直樹さんが引き継ぎ、看板を変えて再スタートを切ったのだ。とはいえ店の風情もメニューも、もちろんレシピも当時のまんま。
海老フライ(2尾)・しょうが焼き1130円
生姜焼きは醤油を立たせた濃いめの味付けがご飯を呼び、カレーは福神漬けの汁を混ぜた甘みとコクからピリリとスパイスの刺激がやってくる。
「昔から通っているお客さんに、“続けてくれてありがとう”って言われるのがうれしくて」と石井直樹さん。
その言葉を励みに毎日せっせと料理を作り味を繋いでいる。
店主:石井直樹さん「味を変えることなく守っていきます!」
早稲田『キッチン南国』
[店名]『キッチン南国』
[住所]東京都新宿区戸塚町1-101-15武藤ビル1階
[電話]03-3208-2554
[営業時間]11時〜15時、17時〜20時、土・日・祝:11時〜15時
[休日]不定休
[交通]地下鉄東西線早稲田駅3b出口から徒歩3分
※画像ギャラリーでは、ズワイガニのほぐし身たっぷり「カニクリームコロッケ」の画像がご覧いただけます。
■おとなの週末2025年12月号は「冬の温蕎麦」
撮影/浅沼ノア、取材/菜々山いく子
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「絶対に外せない神保町の名店4選 何度取材しても訪れたくなる」では、 改札内の商業空間『グランスタ東京』で、ほんとうに美味しいお店を厳選してご紹介します。









