鳥取県と熊本県。山陰と九州という地図上では遠く離れた2つの県が、東京は高輪ゲートウェイの一皿の上で共演を果たす。八芳園がNEWoMan高輪で運営する割烹「割烹 BUTAI」で、両県自慢の食材を使った「鳥取∞熊本 和牛とスイカがむすぶ初夏のごちそう御膳」が1日15食限定、完全予約制で提供される。人と人の縁で実現した特別なコラボレーションは今月26日まで。一体どんなメニューとなったのだろうか。
「食パラダイス」と「食のみやこ」が初コラボ、両県共通の名産品とは
今回の「食パラダイス鳥取県×食のみやこ熊本県フェア」フェアは、鳥取県知事の平井伸治氏と熊本県知事の木村敬氏の縁から始まった。2024年に熊本県知事に初当選した木村氏は、総務官僚時代に鳥取県に出向し当時副知事だった平井氏のもとで働いた経歴を持ち、今回も木村氏からの提案で実現したという。
そして両県は「食で人を幸せにしていく、そして農業の生産者さんがさらに豊かになっていく、そういう好循環を生む」(木村氏)ことを県としてめざしている点が共通項で、「食パラダイス鳥取」と「食のみやこ熊本」を標語として掲げている。
今回の特別御膳でも、当然両県の食材を使用。特に両県の名産品である和牛とスイカは、それぞれが一皿の上で共演する。
鳥取の黒毛和牛と熊本の赤毛和牛、二つの和牛が一皿に並ぶ
御膳のメインを担うのは、和牛。日本の黒毛和牛の始祖だという鳥取県の黒毛和牛「気高」の血統を受け継ぎ、オレイン酸含有率55%以上という厳しい基準をクリアした「鳥取和牛オレイン55」と、阿蘇の自然で育ち赤身の濃い旨味が強みの「くまもとあか牛」という対照的な個性を持つ2種を一皿にまとめ上げた。
具体的には、鳥取和牛はすね肉を「大山ワイナリー」の赤ワインと「藤原みそこうじ店」の無添加味噌で煮込んで肉感ある「和風デミソース」に仕立て上げ、あか牛ランプ肉の「ビフカツ」に合わせた。
また、2024年の出荷量で熊本が1位、鳥取が4位といずれも全国クラスのスイカは、デザートとして一皿に。熊本県産のスイカをダイスカットにしたうえで、鳥取県産スイカのグラニテを合わせ、さらに日本原産の薄荷を香り付けとあしらいに使用し、鳥取の「皆生のあら塩」も添えた。












