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スイーツ好き女優・大野いとさんオススメの“おかし”に合うコーヒーを、コーヒー好き女優・美山加恋さんがレコメンドし、フードペアリングする連載「おかしなコーヒーのハーモニー」。美山さん登場回、第36回目の今回は、大野さんがオススメした「マンゴープリン」に合うコーヒーをレコメンド。真っ先に思いついたというコーヒーは、銀座の名店の一杯。「ヴィンテージコーヒー」です。

銀座のコーヒー文化を支えてきた名店

今回は『ザ・ペニンシュラ東京』の「マンゴープリン」に合うコーヒーということで、真っ先に思いついたのは、ペニシュラからも近いこちらのお店。

銀座一丁目の路地に佇む老舗自家焙煎珈琲店『十一房珈琲店』

『十一房珈琲店』
『十一房珈琲店』

1978年に『カフェ・ベシェ』として創業し、長年にわたり銀座のコーヒー文化を支えてきた名店です。自家焙煎と丁寧なネルドリップにこだわった一杯を提供しています

店の外は観光客や買い物客で賑わう銀座の大通りですが、店内へ足を踏み入れると、まるで洞窟の中に入ったような静けさに包まれています。

焙煎機がある
焙煎機がある

入口には、
・声のトーンを落としてお話しください
・3名までの利用
という案内が。

店内で流れるジャズと、豆を扱う音が響く空間に身を置いているうちに、心地よくなってきます。

オリジナルの真空管アンプからJAZZが流れる
オリジナルの真空管アンプからJAZZが流れる

さて、コーヒーとじっくり向き合っていきましょうか。

この店を訪れた理由は、「ヴィンテージコーヒー」を飲んでみたかったから。ヴィンテージコーヒーという言葉、あまり聞き慣れないですよね。

一般的にコーヒーは「鮮度」が重視されます。

新鮮な豆は果実のような酸味や華やかな香りなど、その豆本来の個性を楽しめるのが魅力です。一方、ヴィンテージコーヒーは長期間熟成させた生豆を焙煎したもの

店主の長谷川さんによると、もともとは生豆の水分量を減らし、焙煎しやすくするために生まれた製法なのだそうです。かつて焙煎機の性能が今ほど高くなかった時代、生豆を寝かせて水分を抜くことで、えぐみの少ないコーヒーを作る工夫がされていました。

ヴィンテージコーヒーは、その延長線上にあるコーヒーです。

年月を重ねることで生豆本来の個性は穏やかになっていく一方、雑味の少ないまろやかな味わいが生まれるのだとか。また、熟成によって現れる独特の香りも特徴のひとつで、そこに魅力を感じる人も多いそうです

メニュー表にヴィンテージコーヒーのことが書かれている
メニュー表にヴィンテージコーヒーのことが書かれている

メニューには、「時間という職人だけが作れる味」という言葉が添えられていました。なんともロマンがありますね。

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飲むごとに変わる味わい、変わらない質感に驚き
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この記事のライター

『おとなの週末』Web編集部
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