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オフィスの置き菓子サービスの代名詞「オフィスグリコ」が本格稼働から20周年を迎えます。置き菓子としてオフィスワーカーの気分転換や小腹を満たしてきたオフィスグリコ。11年前に発生した東日本大震災ではそれまでになかった役割も担ったといいます。

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オフィスグリコは福利厚生のひとつに

今ではお菓子が職場のリフレッシュや、コミュニケーションツールとして力を発揮していますが、かつては職場でお菓子を食べることが理解されにくい時代がありました。労働環境の整備もあって、会社内でお菓子を食べることは多くの企業で受け入れられています。社会の理解も広がったことにより、オフィスグリコの立ち位置にも変化がありました。

オフィスグリコ立ち上げ時から事業に携わるグリコチャネルクリエイト株式会社のオフィスグリコ事業部部長の小寺(こてら)貴也さんに詳しいお話を聞きました。

グリコチャネルクリエイト株式会社のオフィスグリコ事業部部長の小寺(こてら)貴也さん

「私事なのですが、就職活動をしている大学生の子どもと、企業の会社概要を一緒に見ていたら、福利厚生のところに『オフィスグリコ』という記載があるのを見つけました。最近ではそういう存在になっているんだなあ、と驚いたことがありました」

非常食の役割を果たしたオフィスグリコ

小寺さんは「2011年3月11日に発生した東日本大震災では、オフィスグリコの新たな役割ができた」と振り返ります。

「東日本大震災が起こった時、首都圏では職場から帰れない帰宅困難になった方が多くいらっしゃいました。そういった方たちから『オフィスグリコのおかげで助かった』というお声を沢山いただきました。近くにコンビニエンスストアがあっても、すぐに棚から商品がなくなってしまったようでしたので」

「オフィスグリコ」でも人気商品のビスコ (提供写真)

それだけでなく災害備蓄品は賞味期限が切れていたり、会社のエレベーターが動かなくて地下の倉庫に行けないといった職場もありました。そんな中、近くにあったオフィスグリコのお菓子が非常食の役割を果たしたという事例がTwitterでたくさんつぶやかれていました。小寺さんは、震災以前はこのような非常時の活用法については考えていませんでした。

震災発生直後のオフィスグリコスタッフさんによる訪問は多くのオフィスワーカーを勇気づけた※写真はイメージです(提供写真)

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介護施設でも活躍するオフィスグリコ...
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