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『九段うお多』@市ヶ谷

市ヶ谷で愛され続ける魚介割烹でお得な海鮮丼をほおばる幸せ

まぐろかにいくら丼(1200円)
マグロの赤身、生のカニのほぐし身、イクラという組み合わせ。

市ヶ谷で創業100年を超える老舗。もともと魚屋を営んでいたが、
2代目が隣で食堂を始め、それが人気となって魚料理が主役の割烹料理店に転身したという。
現在のご主人は3代目で息子さんと共に厨房で腕を振るっている。

そんな歴史を持つだけに、店主の魚を見る目は間違いがない。
毎日豊洲市場から新鮮でいい魚を仕入れている。

そのかいあって、ランチの丼は味噌汁、小鉢が付いて1000円~1200円とリーズナブル。
マグロをベースに6種類の丼を楽しめる財布に優しいランチ丼は、市ヶ谷のサラリーマンたちの心のオアシスとして毎日にぎわっている。

下は白いご飯で、味噌汁、小鉢、お新香付き。+250円で大きな「あさりの味噌汁」に変更できるのもうれしい
中おち丼(850円)、あさりの味噌汁(250円)
脂と赤身の旨みが濃い中落ちがたっぷりのっている。納豆150円や生卵100円などのトッピングを追加したり、冷奴や卵焼きなどの小鉢も注文できる。魚介の丼は当日の仕入れによってネタが入れ替わることもある
『九段うお多』
[住所]東京都千代田区九段南4-6-6 飯野ビル1・2階
[電話]03-3237-7563
[営業時間]月~土11時半~14時半、月~金17時~22時
[休日]日・祝
[交通]都営新宿線市ヶ谷駅A2出口から徒歩3分

『Ata 虎ノ門』@虎ノ門

フレンチのシェフが考えると海鮮丼はこんなにモダンに

Ataの変態海鮮丼(1320円)
その日に入荷した魚の刺身が7種類のる。この日はホタテ、マダイ、ミズダコ、エビ、イサキ、マグロのホホ肉。トマトソースなども入り、様々な味を重ねているので混ぜ合わせて食べよう

マグロの頭がカウンターにドンと鎮座する、魚を売りにしたフレンチ。

このマグロの頭は『まぐろのうなじ』という料理になったり、サバの生ハムがあったりと個性的なメニューが楽しい。

そんな同店が考案したランチ限定の丼が「変態海鮮丼」。ご飯はなんとターメリックライスの酢飯。和食とは全く違うアプローチで、魚介と共にマヨネーズやチーズ、スパイスを利かせたキャロットラペなど野菜も充実。

混ぜて食べると味わいが重層的になるのだが、それがどこかインド料理のミールスを思わせる。

三分の二を食べ終わったところで、熱々のお出汁をかけてくれるので、1杯で2度楽しめる。
サーモンとアボカドのタルタル丼(1320円)
自家製の生スモークサーモンをアボカドと一緒にタルタルに。レモンの果汁を搾り、レモンの皮も少し削って香りを付けている
その日入荷したマグロの頭は、ほほ肉や頭肉が料理に使われる
アタのオーナーシェフ、掛川哲司さんの弟さんが醸造を手掛ける新潟・カーブドッチワイナリーのワインも揃う。左から、スパークリング、ケルナーを使ったぺんぎん、アルバリーニョなど魚介とよく合うものが豊富
『Ata 虎ノ門』
[住所]東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー3階
[電話]03-6811-2529
[営業時間]11時~20時、土・日・祝12時~
[休日]虎ノ門ヒルズに準じる
[交通]地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅直結
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おとなの週末Web編集部
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