×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

カキから真珠が出てくる?

非常にレア・ケースですが、カキから真珠のようなものが出てくることがあります。その確率は1万2千分の1とも言われます。

そしてなんと、カキのほかにも、アサリ、ハマグリ、ホタテなどから出てくることもあります。

しかし厳密には、これらは「真珠様物質(しんじゅようぶっしつ)」と呼ばれるもので、真珠ではありません。宝石として扱われる真珠の美しさは、キラキラとした光沢にありますが、この光沢が出るためには、「真珠層」という構造がなければなりません。

真珠

上述の貝たちは、真珠層を形成する貝ではないのです。

ちなみに、現在流通している真珠はほとんどが養殖真珠ですが、世界中に生息する十万種にもおよぶ貝のうち、養殖に使われるのは、アコヤ貝やアワビ貝など、わずか6種類ほどに過ぎません。

出題:三井能力開発研究所 代表取締役 圓岡太治

icon-gallery
icon-prev 1 2 3
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

圓岡太治
圓岡太治

圓岡太治

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…