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散策途中の休憩はここで。ライター市村おすすめカフェ

隅田川の川風に当たりながら、両国から浅草橋や蔵前をゆっくり巡ると30~40分程度。散策の間にひと息つけるのがこちら。

『ソルズ コーヒー』は都営浅草線の浅草橋駅と蔵前駅の間に『ロースタリー』を、都営大江戸線蔵前駅のほど近くに『スタンド』を置くコーヒーショップ。

焙煎したての豆を丁寧にハンドドリップで淹れる「本日のコーヒー」(500円~)が魅力だが、『スタンド』で「オススメ」と聞き、気になったのがリンゴ酢ですっきり感を際立たせた「自家製レモンスカッシュ」にエスプレッソのトッピング。

レモンとエスプレッソの異なるほろ苦さが折り重なる奥行きを感じ、豊かなアロマに包まれる。

『アンド リョウゴク』は「両国の10坪デパート」がテーマ。素材の味を生かした手作りジェラートやコーヒー、ドライフラワーなど、常時3軒以上の店舗が入っている。

店頭や清潔感のある店内にはグリーンがあるので、目も心も癒やされる。コーヒー豆や花器なども販売しており、「これは誰にプレゼントしたいな」なんてぼんやりと考える時間も贅沢だ。

コーヒーは近隣のロースタリー『シングル オー』プロデュースをはじめ、月や曜日により入るショップが異なる。

『オアシス』は磨き込まれた調度品の美しさが落ち着くカフェ。住宅街の中にあり、隠れ家的な雰囲気。名物は手の平ほどもあるようなボリューム感のベーグル。

調査に訪れた日は若者たちでにぎわっていた。木の実やナッツ入りの「スパイスケーキ」(250円~)は風味豊か。優雅な時間のお供にぜひ。

『SOL’S COFFEE ROASTERY(ソルズ コーヒー ロースタリー)』 @蔵前

自家製レモンスカッシュ 500円 +エスプレッソ 追加100円 スコーン 120円

『SOL’S COFFEE ROASTERY(ソルズ コーヒー ロースタリー)』自家製レモンスカッシュ500円 +エスプレッソ追加100円 スコーン120円

[住所]東京都台東区浅草橋3-25-7
[電話]03-5829-8824
[営業時間]8時~17時、土・日・祝9時~18時
[休日]水
[交通]都営浅草線蔵前駅A3出口から徒歩5分

『& Ryogoku』 @両国

ジェラートダブル(ミルクの花、抹茶) 600円 フィルターコーヒー 600円

『& Ryogoku』 ジェラートダブル(ミルクの花、抹茶) 600円 フィルターコーヒー 600円

[住所]東京都墨田区両国4-30-9
[電話]03-4361-8729
[営業時間]10時~18時
[休日]無
[交通]都営大江戸線両国駅A4出口から徒歩2分

『Oasis』 @両国

ローストビーフのベーグルサンド 700円 スモークサーモンのベーグルサンド 700円 (※写真は半分ずつ) ドリンクセット 250円

『Oasis』 ローストビーフのベーグルサンド700円 スモークサーモンのベーグルサンド700円(※写真は半分ずつ)ドリンクセット250円

[住所]東京都墨田区千歳1-5-15
[電話]なし
[営業時間]10時~17時
[休日]水
[交通]JR総武線両国駅西口から徒歩7分

鬼平、海舟、忠臣蔵……歴史ファン感涙の跡地巡り

現在の両国駅周辺といえば、江戸時代は日本屈指の繁華街!当時のにぎわいを物語る歴史スポットが街中の至るところに溢れかえっている。さらに両国のある墨田区が歴史に非常に熱心でして、そんな歴史スポットのほとんどに、記念碑や説明の看板(それも江戸時代の御触書を張った立て看板風もあり!!)を設置しているのだ。

勝海舟生誕の地は勝の一生がわかる大看板も

江戸時代を知る施設としては間違いなく日本一の『江戸東京博物館』が両国駅前にありますが、実は令和7年まで大規模改修工事の為に休館中。しかし!そんなことは屁の河童で、両国は、いわば街中が巨大な歴史博物館といっても過言ではない状態になっている。

ちょいと散歩するだけで「お~世界に名だたる葛飾北斎生誕の地!」を見つけたかと思いきや、その直後には「勝海舟生誕の地だ~!」と声をあげ、続けざまに「ここが忠臣蔵の吉良邸のあった場所…」と感動してる。街を歩くならば、おのおの方、両国でござる。

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『Le Marais(マレ)』 @浅草橋...
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おとなの週末Web編集部
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