本誌『おとなの週末』で連載している、声優・茅野愛衣さんの「コヨイのカヤノ」。そのコラムを補完する内容をWebで展開しています。本誌が肉なら、こっちは魚ということで、親戚の“おっちゃん”の釣り立て魚と銀座ランチのお話です。
画像ギャラリー釣りたて、獲れたての魚はよき!
本編ではホルモン(お肉)だったので、今回、こちらでは魚介中心で紹介したいと思います。
まずは私が“おっちゃん”と呼んでいる親戚のおじさん宅でいただいたキスの天ぷらです。朝つって来てくれたものをパパッと揚げてくれたんです。クセもなく上品でふわっふわ。やっぱり釣りたて、獲れたてはおいしいですよね。ただ山盛りであったんですけど、写真を撮るのも忘れて食べてしまい、気がつけば最後の1個。慌てて写真を撮りました(笑)。
こちらはまんさく(東京ではシイラ)と呼ばれている魚の沖づくりです。やはり釣りたて、獲れたてはクセがなくて、ただただ上品な白身。
沖づくりにすることでねっとりしてて旨み抜群! これまたおいしい~。こんなのが冷蔵庫に入っていたら、晩酌が終わらなくなっちゃいそう。おっちゃん、よきです! また遊びに行ったら作ってもらわなきゃ、です。
銀座ランチでついビールに手が伸びた魅惑の前菜
休日に銀座にお出かけしたんですが、その時に見つけた『L』というスペインバル。ランチだというのにお酒を楽しんでくださいと言わんばかりのメニューが揃っていまして。もちろん、ビールと一緒に堪能して来ました。
パンとトルティーヤ(スペイン風オムレツ)、そしてエビとたっぷりのパセリを使ったアヒージョが前菜です。特にアヒージョはプリプリのエビもおいしいのですが、丸っこいパンをエビの旨みと香草の香りが広がる油に浸して口に運べば……あぁビールが進むおいしさです。
そして大きなエビの入った熱々パエリヤを口に運べば、エビや貝の香りと旨み、そして香ばしさが口中に広がります。噛むほどにおいしくて、その後のビールがいつもに増して爽快!
うん。これもいいですねえ。ただまだ昼なので、ここでガマンしておきました。今度は夜、行ってみたいなあ。
茅野愛衣(かやの・あい)/9月13日生まれ。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(本間芽衣子/めんま)、『この素晴らしい世界に祝福を!』(ダクネス)『冴えない彼女の育て方」(霞ヶ丘詩羽)などさまざまな作品に出演。現在放送中の『デリシャスパーティ●プリキュア』にキュアフィナーレ役で出演中のほか、YouTubeでは日本酒を中心にお酒を楽しむ番組『かやのみ』も配信している。
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