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コロナウイルスの蔓延によるリモートワークが終わった企業も多く、多くの家庭に再び忙しい毎日が訪れている。仕事に、子育てにと追われるおとなを助けてくれるのが家電製品だ。手間のかかる家事を代行。短時間で、全自動でおこなってくれる。

本稿では多くの家電製品のなかで調理家電に絞り、家電ライターの筆者がおすすめする製品を5つ紹介しよう。

文/コヤマタカヒロ(家電ライター)、写真/SHARP、IRIS OHYAMA、Siroca、récolte、HITACHI

ほったらかし調理ブームの火付け役! シャープ「ヘルシオ ホットクック」

シャープ「ヘルシオ ホットクック」/実勢価格:7万1500円(KN-HW24G)

「ほったらかし」を意味する「ほっとく」を語源とする製品名のとおり、食材を入れてメニューをセットするだけで自動調理ができる電気鍋。密閉構造となっているため、食材に含まれる水分だけを生かした無水調理にも対応。野菜の栄養や旨みを引き出した煮物が作れる。無水カレーや野菜の無水煮込みが人気だ。

内ぶたには独自構造の混ぜ技ユニットを搭載しており、メニューごとに適したタイミングで食材を混ぜ合わせることができる。このため、肉じゃがなどもムラなく味を染み込ませられる。シャープのクラウドサービス「COCORO KITCHEN」に対応しており、スマホアプリでメニューを調べたり、レシピのダウンロードなどができる。

また、月額払いで利用できるサブスクリプションサービスも用意する。家族の人数に合わせて2.4L、1.6L、1.0Lサイズが選べる。

鍋が回転するから煮物・炒め物・揚げ物ができる! アイリスオーヤマ「シェフドラム」

アイリスオーヤマ「シェフドラム」/実勢価格:5万4800円(DAC-IA2)

鍋自体が回転する電気調理鍋。鍋の角度を0度、30度、50度に倒すことができ、傾けながら回転させることで、具材をかくはんしながら炒め物が調理できるほか、少量の油で揚げ物ができる。

使い方は非常にシンプル。食材を鍋に入れた後は自動メニューを選び、画面に表示されている角度に調整したらスタートを押すだけでいい。回鍋肉やチンジャオロースなどの炒め物が自動でできるのが便利だ。

さらに、メニューに応じて、回転の有無や加熱温度も自動調整できる仕組み。ふたの蒸気口を閉めることでカレーなどの無水調理もできる。煮物から炒め物、そして唐揚げなどの揚げ物までこれ一台で自動調理ができる。

最大100Paの高圧力で食材を柔らかく調理! シロカ「おうちシェフ PRO」シリーズ

シロカ「おうちシェフ PRO」/実勢価格:3万2800円(SP-5D151)

最大100Paの高圧力に対応した電気圧力鍋。「一定高圧力×自動減圧機能」のスマートプレッシャー技術を搭載し、食材により繊細に圧力をかけて調理し、短時間で減圧することで、短時間での調理を実現している。

最大83種類の調理が自動でできるオートメニューを搭載しており、食材と調味料を入れてボタンを押すだけ調理が可能。

肉じゃがを調理する場合、通常42分かかるところが、スマートプレッシャー技術により約28分に短縮できる。さらにそれでいて、圧力をかけることにより、食材にしっかり味を染み込ませ、短時間で柔らかくできるのだ。4~6人分のたっぷり調理ができる5Lモデルと、コンパクトな2.4Lタイプが選べる。

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おとなの週末Web編集部 高瀬
おとなの週末Web編集部 高瀬

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