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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新富町の焼き鳥店『焼き鳥 義常(よしつね)』です。

技が光る焼鳥と充実の一品料理で気軽に一献

ネタケースに並ぶ串に思わず目を奪われた。焼きにムラが出ないよう、整然とサイズを揃えて串打ちされた端正な姿だ。そんな実直な仕込みを日々行なうのが、地元生まれ、地元育ちの店主・高倉克育さん。開店から今年で14年目と、店にもちょうど脂がのってきた頃合いだ。

焼き鳥コース 1848円

『焼き鳥 義常(よしつね)』焼き鳥コース 1848円 モモ、レバー、つくね、ササミ、ハツ、砂肝、うずらの7本と鶏スープが付く。鶏は基本的にその日の朝に締めた山梨の「健味どり」を使用。甘さを抑えたタレの味もいい塩梅

高倉さんの技が特に光るのは、紀州備長炭による火入れ。近火の高温で朝締めした新鮮な身の水分を閉じ込めるように焼き上げる。熱々をすぐさま頬張れば、口中は濃い旨みの肉汁でいっぱいに。

さらに焼き物以外のつまみも充実しており、定番のとりわさから、串の合間にうれしい野菜の小鉢、酒のアテと気の利いた品揃え。大衆酒場のような気軽な風情の中、じっくり腰を据えて飲みたい1軒だ。

『焼き鳥 義常(よしつね)』

『焼き鳥 義常(よしつね)』

[住所]東京都中央区入船3-3-12
[電話]03-3551-2255
[営業時間]11時半~13時、17時半~23時(フード22時LO、ドリンク22時半LO)、土17時~22時(フード21時LO、ドリンク21時半LO)
[休日]日・祝
[交通]地下鉄有楽町線新富町駅7番出口から徒歩1分

▶おとなの週末2025年3月号は「ときめきの喫茶店」

『おとなの週末』2025年3月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2024年5月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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